スタッフコラム

うつ病やパニック障害で苦しんでいる方の睡眠障害

うつ病やパニック障害などで苦しんでいる方の多くは、睡眠障害で悩んでいる方も多いと思います。
ここでは、睡眠障害について解説します。
成人の21%の方は実は睡眠障害に悩まされているというデータがあります。
うつ病やパニック障害で苦しんでいる方はさらに多くの方が睡眠障害に苦しんでいるいます。
睡眠障害を分類すると、
・寝つきが悪い人(布団に入って30分以上眠れない方) これは入眠障害です。昼間の緊張が解けない為に起こります。
・夜中に何度も起きるまたは目が覚める これは中途覚醒で、生活リズムと体内リズムのバランスが合っていないからです。
・起床予定の2,3時間前に目が覚める 早朝覚醒と言って、やはり生活リズムと体内リズムが合っていないから起こります。
・十分睡眠時間を取っているのに、朝起きるのがだるい、つらい 熟睡障害で環境の変化によって引き起こされます。
・何時間でも眠る、夜寝ているのに昼間も強い眠気がある 過眠です。これは睡眠の質がよくないからです。
・昼夜逆転 これは睡眠覚醒リズムの異常です。
・平日より休日の睡眠時間が2時間以上長い これも睡眠の質が悪い、リズムが合っていないと考えられます。
次回はその対策をご案内します。