スタッフコラム

パニック障害について②

前回に引き続き、パニック障害についてお話しさせて頂きます。
今回はパニック障害で苦しんでいる方の治療方法と社会復帰についてお話させて頂きます。
パニック障害は現在では、脳の機能障害と考えられてきていますので、
うつ病と同じく薬物療法が有効とされています。
同時に薬物療法以外に、恐怖と感じている物に対して実は安全と、認知を修正していく認知療法があります。
また、不安な状況を回避せず、パニックが生じないことを確認して少しずつ不安な状況に向かっていき、慣れて自信をつける行動療法があります。
パニック障害で苦しんでいる方の中には、電車や乗り物に乗ると密閉される恐怖心から、パニック発作が出る人も多いと思います。
しかし、これも恐怖心を感じにくくする認知と行動のチェックにより、恐怖心を和らげて電車や乗り物に乗れるように行動することにより、
徐々に回復・改善していきます。
リファイン就労センターでは、認知行動療法も含まれた独自のリファインプログラムで、恐怖心を和らげて、
安全・安心だという認知に変えるお手伝いをしっかりとフォローさせて頂きますので、安心ください。
また、当センターに通うという訓練で、パニック障害で苦しんでいる方が、ストレスや不安に負けないこころとからだの力を付けていきます。
焦らずに一歩一歩着実に回復・改善していくお手伝いを、皆様に寄り添いながら社会復帰のお手伝いをさせて頂きます。
そして、不安を減らし、ストレス耐性を上げて、就職や復職を一緒に目指しましょう。