脳を休ませる唯一の方法とは?~睡眠講座~うつ病・双極Ⅱ型・不安障害・適応障害等のメンタルヘルス不調からの回復と社会復帰の準備に!
リファイン就労支援センターでは、うつ病・双極Ⅱ型・不安障害・適応障害等メンタルヘルス不調からの回復・そして再発なき社会復帰のために、認知行動療法をベースにした実践的プログラムの他にも「身体にも心にも有効なプログラム」を継続的に行っております。
例えば、毎日行うラジオ体操、呼吸法、視覚訓練、季節ごとの変化を楽しみながら行う散策、自立訓練法など・・・・
今回は臨床心理士による「睡眠講座」についてご紹介します。
うつ病・適応障害等メンタル不全になると、「寝ようとしても眠れない」布団にはいって30分以上寝付きが悪い 入眠障害、 「朝早くに目が覚める」起床予定時刻より2時間以上前に起きて眠れない 早朝覚醒、「昼間にも眠気が強くでてしまう」起きていなければいけない時間に強い眠気がでてしまう 過眠、などの症状があらわれるようになります。睡眠不足が原因で、日中はぼーっとして仕事が手につかずにミスを重ねたり、疲れがたまってイライラがつのるなど、「睡眠」の問題はうつ病・適応障害等メンタルヘルス不調の方にとって大変大きな問題となります。
脳を休ませる唯一の方法は、「睡眠」をとること、脳に栄養を与える唯一の方法は「ブドウ糖」をとること、興奮や不安から落ち着かせてくれるのは「セロトニン」という脳内ホルモンになります。「セロトニン」を増やすにはリズム運動や朝日を浴びること、朝食をよく噛んで食べる事、アミノ酸の一種であるトリプトファン(大豆なバナナなど)を多く含む食事を摂ると増やせます。また「睡眠」に入る前には、部屋の整理を行う、照明を落とす、メロディーのない音楽を流す、寝具を自分の身体に合わせたものにする、体は冷やさない、PC・スマートフォンなどは見ないなど、「睡眠」について様々な角度から講義を行い、その後、「睡眠」の質を上げる為に、今日からできる具体的行動目標をご利用者様毎に決めて頂きました。