うつ病やパニック障害などメンタルヘルス不全の方のリラクゼーション。タッピングタッチ②
うつ病やパニック障害などメンタルヘルス不全の方は体が緊張する傾向があります。
顔や、首、頭、肩、体がこわばって、緊張が続くとそれだけで疲れやすく、
ストレスが高まってしまいます。
タッピングタッチとは、指先の原のところを使って
左右交互に、軽く弾ませるようにタッチすることを基本とした
シンプルなケアの手法です。
普段は二人組みで行うのですが、本日は一人でできるセルフタッピングタッチを体験しました。
身体をリラックスさせ、ヒーリングミュージックをかけ、
力を抜いて行います。
自分のあごを、とんとんと指先でタッチしながらゆっくりと呼吸を意識しておこないます。
その後、頬、こめかみ、頭、後頭部と、場所をずらしながら
顔を中心に行っていきます。
指先で顔を触れるだけで、血行がよくなり頭が冴えてくる感覚があるのが不思議です。
自分でやるので、自分のペースでできた、
気を使わずに、気持ちの良いところを重点的にできた、
リラックスすることができ、時間を見つけて家でもできそう。
など、知れてよかったという前向きなコメントが多かったです。
不安や緊張が減り、リラックスする。
肯定的感情が増え、否定的感情が減る。
こだわりがほぐれるという効果が見込まれます。
血行がよくなり、体が温かくなり、
副交感神経やセロトニン神経が活発になる傾向がみられます。
まさに、うつ病やパニック障害などで苦しんでいる方の回復・改善のリラクゼーションとして有効です。
リファイン就労支援センターなど施設内だけではなく、普段もできるエクササイズを知っておくと、
しんどいなと思ったり、体がこわばっているときに自分でケアできるようになりますね。