「変化」はストレスです。うつ病を克服して就職する方の「変化」への対応方法。
うつ病やパニック障害・適応障害で苦しんでいる方にとっては「変化」は嫌なことに感じる方も多いと思います。
職場でのメンタルヘルス不全も昇進、転勤、出産、引っ越しなどの変化をストレスの兆しとして
捉えるように指導しています。
「変化」はストレスなのです。
そこで、本日はうつ病やパニック障害・適応障害で苦しんでいる方にとって、就職や復職する際に重要な
「変化に適応するには」というテーマでダイアログを行ないました。
季節の変化、引越し、結婚、昇進、退職、体調の変化、家族との死別。
私たちは生きている中で、たくさんの変化を体験します。
その変化は、いい変化でも悪い変化でも、からだにストレスを与えるきっかけになります。
変化をどう捉えるかによって、
ストレスの大きさは変わってくるように思います。
出来事に意味はなくとも、それをどう捉えるか、
どう解釈するかによって、自分が感じるストレスが変わってきます。
変化が起きることを、とめるのではなく、
起こった変化をどう認識して、どう関わっていくかがとても大事です。
ダイアログをしていく中で、自分では思いつかなかった変化への対応方法も見つかります。
・なかなか体調の変化には気付きにくいけど、小さな変化に気付けるようにしたい
・変化=嫌なものではなく、変化=成長と捉えたい
・変化を波乗りのように楽しみたい
・変化を無理にポジティブにとらえず、時間が経つのをまつ
・一人で抱えるのはなく、他人に相談したり、経験者にアドバイスを求める
・自分で解決するのではなく、協力してもらう
など、さまざまな意見がでました。
変化がストレスになると言うことを認識した上で、
自分がそれをどうとらえて、どう行動するかは、
ストレスを減らす為に大切なことですね。