うつ病を克服して再就職・復職の為のリラクゼーション「自立訓練法」
うつ病やパニック障害・適応障害を克服して再就職や復職を目指す方にとって、リラクゼーションは
とても大切なことです。
ストレス状態がひどくなると、食欲不振、不眠、頭痛、動悸、腹痛など、さまさまな症状が出るものです。
これらの症状は自律神経の働きが悪くなったために起こります。
「自律訓練法」は、一種の自己暗示をかけて心身の緊張を解きほぐす方法で、
自律神経の働きのバランスを回復させ、体調を整えることに役立ちます。
まずは呼吸を整えます。新鮮な空気をいっぱい吸って、
悪いものを吐き出す気持ちで、大きく深呼吸をします。
そして気持ちが落ち着くようなリラックスできそうな景色を思い浮かべ、
ただ、からだに意識をむけ、自分の身体を感じます。
肩や腕の余分な緊張が抜けて、からだの微妙な感覚を意識できるくらいリラックスすると、
自然と手足の重さや暖かさを感じるようになります。
リファイン就労支援センターでは、うつ病やパニック障害・適応障害の回復・改善の為の
リラクゼーションとして、定期的に「自律訓練法」を行っています。
慣れないとなかなか緊張が抜けず、リラックスできない時もあるようですが、
焦らず繰り返し行いながら、自分のリラックス度の目安を見つけることができればいいと思います。
うつ病・パニック障害などメンタルヘルス不全を回復させるためには「自律訓練法」はかかせません。
自律神経機能が正常になると、血流がよくなり、皮膚温が上がり、
呼吸が落ち着き、胃腸の働きもよくなります。