卒業生の声(リワーク/転職)

T.Tさん(30代:男性)

私は過去に何度か職場でパニックを起こし、休職前には勤怠後に強い頭痛/首の痛みで翌朝にも頭痛で起き上がれない状態が続き就労困難と判断され、休職に入りました。

しばらくの間、様々な投薬を続け、何とか日常生活を遅れるようになりましたが「今後、メンタル不全を起こさないようにするには」「問題なく勤怠が出来るまで回復しているか」という目的からリファインへの通所を始めました。

「今後、メンタル不全を起こさないようにするには」という問いに対して、リファインではプログラムを通して如何に私が苦しい仕事のやり方をしていたかを気付かせて貰ったと思います。
例えば、私は1度仕事に対して悩み出したら、寝るまでずっと悩んでいる、という生活をしていました。
リファインでは、認知行動療法に基づくグループワークでのシェアを繰り返していくうちに、自分のその癖に気付きました。
仕事と、プライベートの切り替えが必要なことを身に染みて感じ、日々のワークや自分取扱説明書に取り組むことで、様々な対処法を考え、実践することで身に着けることができたと思います。
「自分がストレスを感じるのはどんな時か」「自分の弱点/苦手な場面は何か」「今後、人生を続けていく上で大切にしたいモノは何か」など、リファインのプログラムではメンタル不全を再発しないための訓練だけではなく、元気に生活していく上での指針を与えて貰ったように感じます。

「問題なく勤怠が出来るまで回復しているか」に関しては、日々の通所の他にリファインが提携している実際の会社への「就労トレーニング」というものがあります。数週間本場の職場と同じような勤怠、業務内容を体験できるトレーニングで、無事にトレーニングを終えられる頃には勤怠への自信も自然と付いていました。

社会復帰後も定着支援サービス(定期的にカウンセリングを受けられる)がありますので、社会復帰に対する不安もかなり緩和されていると実感しています。

最初は他の方とお話することに不安もありましたが、他の通所者さんは本当に素敵な方ばかりでした。皆さん明るく、経緯は違えどメンタル不全を克服したい、という気持ちは同じですので、親身に悩みや課題について考えて下さり、フォロー頂いたことは一番の励みになりました。

スタッフの方々も非常に親切で、メンタルのこと・家庭の事情やちょっとした悩みまで相談すれば親身になって対応して頂けました。スタッフもプロの方なので、一人で悩まずに何時でも相談できる相手がいる、というのは非常に心強かったです。

これからが人生の再スタートとなります。
スタッフの方々、利用者の方々と自分の在り方・生き方について親身に前向きに会話できたことは、メンタル不全で落ち込んでいた私にとって、本当に希望となるような場所でした。
代表始めスタッフの方々、通所者の方々に心より感謝しております。ありがとうございました。