卒業生の声(リワーク/転職)

Y.G.さん(20代:男性)

新卒で2010年4月に入社し、時間経過に伴い体調がおかしいなと思いつつ、我慢の限界になって心療内科を訪れたのが2010年12月。その時に、「ストレスが原因のうつ症状」を診断されました。

「周りに低評価されることへの恐怖」「人に助けを求めたら負け。」という気持ちが前面に出て、怖くて誰にも打ち明けられず、薬を飲みながら7年半ひたすら耐えて、騙し騙しやり過ごしていました。

そしてついに限界がきて休むことになり、当時の産業医に紹介されたのがリファイン就労支援センターでした。

家でゴロゴロするよりマシだろうという理由で通所を決めました。

今までは特に職場においては知らない人と話すこと、自分の考えや意見を口にしたり、報連相や雑談をすることが苦手(拒絶に近い)で、職場で関係性を構築できず壁を作ってしまい、孤立している感じが強かったです。

それがグループワークを通じて会話の効果や重要性、報連相をする側される側それぞれの立場での気持ちを理解していき、自分の考えが単なる思い込みで間違えた認識をしていたことに気づき、その思い込みをどのように変えていくのかを時間をかけて考えて理解していきました。

また、それにより、今までの仕事の取り組み方そのものが間違っていたことがわかり、一社会人として仕事をしていくうえでどのように立ち振る舞っていけばよいか、仕事の進め方についても時間をかけて考えて理解しました。就業トレーニングでは改まった仕事の進め方を遂行することができて、自分でも出来るんだと自信になりました。

時間が経過するごとに自分が変化していることは少しずつですが実感していました。

通所当初は悲観的であった自分が前を向いて進めるようになりました。仕事を辞めてでも自分自身を振り返る時間は私には必要な時間でした。通所していた1年2か月は長くて短いような、でも内容の濃い時間でした。

リファインで学んだことを忘れずに、胸を張って再スタートします。