卒業生の声(リワーク/転職)

T.T.さん(40代:男性)

リファインに通所するまで自己理解という事を全く意識していませんでした。
仕事に対して常に目標を持って、達成感を味わう事を生きがいに日々邁進していました。
それが大きな壁にぶち当たり、目標を定める事が出来なくなり、周囲の誰にも相談する事も出来ず、体調を崩し会社へ行けなくなりました。
初めてリファインに見学に行った時、全く自分が持っていなかった価値観に接し戸惑うばかりでした。
ただ、もう二度と病気にならない為に通うことを決心しました。
通所当初より休職していた会社を辞めるつもりでいました。
それはただ、また病気が再発するかもしれない、会社の仲間にどの様な顔をして会ったら良いのか解らないといった逃げの気持ちでした。
だからどんな待遇でも良いから環境を変える為に別の会社に行こうと考えていました。
それがリファインのプログラムを通じて自己理解を深める事によって自信と新たな価値観を得る事が出来ました。
だから自分の未来の事も考えてキャリアアップの為に転職を行うことを決意しました。
しかし、40歳後半で初めての転職の為、不安だらけでした。
だから、リファインのプログ ラムで身に付けたことが実践出来る大きな機会と捉える事にしました。
転職アドバイザーやスタッフの皆様の協力を得て何とか転職活動を進めていきました。
まず最初にどの様な会社に入りたいか書き出すことから始まりました。
これを就職の羅針盤と呼んでいます。
自分がどうしたいか決めていたのですんなり書き出すことができました。
ただこれが最終決定をするうえで重要な役割を果たしました。
そこから実際の行動にはいりましたが、転職エージェントに紹介できる企業は無いと言われたり、応募しても書類・面接で沢山落ちました。
でも、そのことによって必要以上に不安になったり、落ち込んだりはしませんでした。
自己理解の実践が出来ていると感じて逆に社会復帰に向けての自信になりました。

また、一緒に就職活動を行っている仲間がいて色々相談が出来た事も大きな助けになりました。
最終的に複数の会社から内定を頂くことができました。
ただし内定の中に想定していなかったキャリアチェンジにつながる職務がありました。
以前の私であれば直感で考えもしないでその会社に飛び込んだかもしれません。
しかし、少し時間をかけて最初に書き出した羅針盤と照らし合わせて考えてみる事にしました。
また、以前はできなかった相談も代表をはじめ様々な人に行ってみました。
結果的にキャリアチェンジを行わず自分のキャリアが活かせる会社を選び ました。
そのことも踏まえてキャリアアップが出来た良い転職になったと思っています。
リファインに通所して色々な学びを得て、様々な人と接した事によって以前より成長できました。
この期間は人生で無駄な時間では無く、前に進む為の貴重な時間だったと思います。