卒業生の声(リワーク/転職)
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T.S.さん(20代:男性 大手建設コンサル 社内SE )
社会人3年目の2020年4月、新型コロナの蔓延をきっかけにフルリモートワークへと切り変わりました。
一日を通して人との会話が全く無く、気軽に話せる相談相手もいない中、こちらの事情はお構いなしに振られてくる仕事やコミュニケーションの取りづらい上司との毎日で、徐々にストレスを溜め込んでしまい、適応障害を患いました。
同年6月から休職し、ある程度回復したので復職したが翌年に再度休職となり、当時勤めていた会社の産業医からリファインを紹介され、復職を目標に利用を始めました。
リファインに通い始めた当初は、「早く復帰しなくては」と一人で勝手に焦る日々を過ごしていましたが、センター長との面談や利用者の方々との交流を重ねるうちに、いつしかそういった焦りは消え、「長い人生だしゆっくりしながら自分のことを知ろう」という考えに変わりました。
2022年の10月に休職期間が満期となり退職したのを機に、転職活動に向けて色々と準備を重ね、キャリアカウンセラーをはじめとした周囲のサポートのおかげで、複数の会社から内定を頂き、第一志望の会社に就職することができました。
前職で仕事を休んでから計4年近く経ちましたが、リファインへの通所を含めたこの4年間は自分にとって大きなターニングポイントであったと捉えています。
勿論、「でも、あの時、ああすれば良かったのでは?」と「たられば」が思い浮かんでくる事はありますが、それも、「今という最善にたどり着く為の必要なプロセスだったのだろう」と納得しています。
“社会復帰”というものは、言葉では簡単に捉えられる4文字の単語ではありますが、その過程は非常に困難な道程であり、一人では到底たどり着けないものです。
ですが、リファインと共に進むことで、その道程にも希望という名の一筋の光が見えてくると思います。その光を辿って着実に進み続けることで、”社会復帰”という通過点を経て”今後のより良い人生”という道程を確実に歩むことができると思います。