卒業生の声(リワーク/転職)

A.Tさん(20代:男性)

私は大学を卒業して社会人になり数ヶ月でメンタル不全を起こしました。

社会人として40年程働かなければならないのに数ヶ月でメンタル不全を起こし、
人生終わってしまったと今までの人生に対する激しい後悔、そしてこの先の人生に対する絶望と恐怖に感情が支配されました。

休職になりしばらく自宅療養をしていた時に会社にリファインを紹介され見学に行った時にメンタル不全を起こした人達が集まる場所とは思えないほど和気藹々とした環境を見て自分もここにいたらこの人達の様に元気になれるのかと思い通所を始めました。

通所開始してから数ヶ月。満足に通えない状態が続きこんな自分が社会復帰なんてできるのか
それ以上に社会復帰なんてしていいのかと自己嫌悪し全て放り出して実家に逃げようと思った事が何度もありました。

普通だったら見捨てられてもおかしくないくらい私はダメなやつだったと思います。しかし、リファインのスタッフはそんな私でも決して見捨てず支えて下さいました。

次第に少しずつ通えるよになり取扱説明書の作成に入りました。取扱説明書では、私の今までの人生を全て振り返り、なぜメンタル不全を起こしたのかを考えました。

すると、自分のメンタル不全の原因に気づき考え方を改め、だんだん気持ちが楽になっていきました。その後も体調を何度か崩しましたが時間を重ねるごとに体調も心も元気になり社会復帰に対して不安と恐怖ばかり感じていた私が社会復帰を楽しみにまでするようになり、結果一年半と長い時間が掛かってしまいましたが復職出来るようになりました。

リファインでの認知行動学を利用したグループワーク、取扱説明書の作成により自分の考え方や気の持ち方が極端だった事、そして自分の長所短所を改めて理解しました。

その上で改善しなければならない点伸ばす点を整理し就業トレーニングで実践することにより社会復帰に向けた自信につながりました。

リファインを卒業する今、生まれて初めて自分が自分でいられることに喜びを感じています。

井田代表を始めとするスタッフの皆様の献身的なサポート、同じ悩みを持ちいつも相談にのってもらった通所者の皆様のおかげでここまで来ることが出来ました。私一人の力では決してここまでたどり着くことはできませんでした。

これからの人生を自分らしく生きていくことで社会と私の会社に対して恩返しをしていきます。

本当にありがとうございました。