卒業生の声(リワーク/転職)

M.Tさん(40代:男性)

「今はリファインに通いなさい。」
長時間労働とパワハラによるうつ病から離職することが決まっていた当時、ブランクを作りたくない思いで無理矢理転職活動をしていた時に、知り合いから言われた言葉でした。

病気を抱えた状態では当然面接もうまくいかなかったことから、体調回復を兼ねて人生で初めてブランクを設けて、思い切って通ってみることにしました。

体験初日からいきなりグループワークに参加することになりました。皆さん本当に病気で苦しんでいるとは思えない程活発に話し合いが行われ、戸惑っている私にも声をかけて親切・丁寧に教えて頂きました。

スタッフの方からも「病気をする前よりも充実した人生を目指しますよ」とのお話があり、ここならば何とかなると思い、体験初日で是非通ってみたいと思いました。

年齢・経験も一人ひとり違う利用者の方とグループワークをする中、自分が当たり前と思っていたスキルでも、他の方から見たら強みになることなど、多くの「気づき」を頂くことが出来ました。

自分取扱説明書を通して、これまで性格を変えようとして生きづらさを感じていたことに気づき、今後は性格を活かして生きていることを決めました。

 通所一年後で挑んだ就職活動は、六ヶ月にもわたる長期戦でした。その中で企業からの「不採用」の評価に一喜一憂したり、初めて内定をもらった企業によく確認せずに飛び付こうとしたり、取扱説明書で決めたはずの「自分の生き方」から外れてしまうような考え・行動が頻発しました。その度に井田代表から父親のように厳しくも真剣に軌道修正をして頂きました。最終的に、私にとって最良の環境が用意されている企業に内定を頂きました。

 リファインの通所は一年半費やしました。世間的にはブランクと思われるかもしれませんが、真剣に自分自身と向き合う貴重な経験でした。この経験を、今後の人生にも活かして行きたいと思います。