卒業生の声(リワーク/転職)
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I.T.さん(50代:男性)
私が倒れたのは5年前です。
倒れた直後は、まったく起き上がることができず、ただ「明るいから昼かなあ、暗くなったから夜なのかなあ…」とボーっと思うだけの日々もありました。(記憶はあまりはっきりとしていませんが)
起き上がれるようになってからも、3年の間ずっとひとりでした。人と会話するのは週に1度主治医と会うときだけでした。
調子がいいときは、ひとりで出かけたりしていました。
その頃の私は、それで充分楽しいと思っていました。外を出歩けるだけで嬉しかったんです。
自分はひとりでも楽しく生きていける、寂しいなんて思いませんでした。
私には「寂しい」という感情は無いんだと、その頃は思っていました。
その後、リファインに通うようになって、2年の時間を過ごし、多くのことを学びました。
自分自身を理解すること、物事のとらえ方、仕事のスキルなどを学びました。
でも、私にとって一番大きなことは、たくさんの人と出会えたことです。そして、そのおかげで人としての感情を取り戻せたことです。
社会復帰できたことをとても嬉しく思っています。その反面、リファインでのことを思い出すと寂しい気持ちにもなります。
私にとって、リファインでの日々はとても充実した大切な時間でした。