卒業生の声(リワーク/転職)

M.S.さん(30代:女性)

  • メンタルダウン

私は約7年間教育関係の分野で仕事をしていました。その仕事はマルチタスクが求められる業務内容で、マルチタスクが苦手な私には適しておらず、一人で仕事を抱え込み残業が毎日続きました。その結果メンタルダウンし、休職という形になりました。

初めてリファインに電話をした時は正直行きたくない気持ちが強くありました。しかし体験に行き、その気持ちは変わりました。「ここは本当にメンタルダウンした人達がいるところなのか?」と驚く程、明るく自然体で過ごしている利用者の方達の様子を見て、私もここでグループワーク受けてみようという思いになりました。

  • 通所中のこと

休職をきっかけに、仕事をしていた時よりも生活水準を低くしなければならない事を苦しく感じていました。理由は、好きな時に好きな服を買ったりカフェでお茶をしたりする姿がキラキラしていて、そこまでお金をかけている自分が幸せだと思いこんでいたからでした。

しかし、渡辺センター長とトリセツを進めていく中で、「happy探し」をするようになり、お金をかけなくても幸せな事ってそこら中にあるんだなと気づく事が出来ました。

  • 私にとっての財産

リファインに入って、私には大切な財産が出来ました。3つあります。

1つ目は、家族にも友人にも言いづらい事でも、相談したり話したりできる仲間が出来た事です。いわゆるサードプレイスの事です。

2つ目は、私の見える世界を広げてもらった事です。

自分の見えていたものは、世の中のごくごく1つのカテゴリーの中のものであって、すごく狭かった事に気づかされました。もっと色んな職業・業界があり、まだまだ知らない事が多くあった事を感じました。これは、トリセツでの代表面談と就トレや就活をした経験からです。

3つ目は、感情日記です。

感情日記を毎日続け、世代や性別や社会的立場等がバラバラの方たちと接しそれぞれが違う考えを伝え理解し合うことで、人によって捉え方は違うという事を知りました。感情日記ではその様々な捉え方に触れる事ができ、通所前に比べ、私の考えの視野はとても広くなりました。

感情日記は自分のモヤモヤした気持ちを整理したり明確化することができるので、モヤモヤをそのままにしてしまいがちな私には大事なストレス対策になっています。

そして、感情日記を財産だと思った一番の理由は、リフレーミングする力がついたからです。リフレーミングする力がついたことで、通所する前よりも感情の揺れ動きが小さくなり、プラスの感情でいる時間が増えました。そして前よりも少しだけ気楽に生きる事ができるようになってきました。

  • 今後社会復帰して続けていきたい事・将来・使用前と後

・今後社会復帰して続けていきたい事は感情日記と、モニタリングです。

・使用前と後で変わったことは、前よりも少しだけ自分を大切にして生活できている事です。自分を大切にすることは私の大事な人たちを大切にすることだと気づく事ができました。