卒業生の声(リワーク/転職)
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A.A.さん(30代:女性)
ある日突然、会社のデスクで悲しくもないのに涙が溢れてきて、訳もわからないまま病院に行き休むことになりました。数ヶ月が経っても無気力で「このまま無理に復職してもまたダウンを繰り返すのではないか」と大きな不安を抱え、リワーク施設を何箇所か回ってやっとリファインに出会いました。
当時は自分のことわからず、ダウンを繰り返すのではと不安だったわたしにとって、「自分の取扱説明書(通称:取説)を作成し、自分を理解した上で自分に合った働き方を考え、復職や転職もサポートしてもらえる」ということが、「私の求めていたことはこれだ!」と思い、メンタルダウンを繰り返さず働くことへの根本的な解決につながるのではないかと考え通所を決めました。
通所の中で得たものは多すぎて書ききれませんが、大きく二つ挙げられるように思います。
一つ目は、自分の捉え方や行動の癖に気がついたことで、対処できるようになっていったことです。
私は人一倍見通せないことへの不安を感じやすく、ネガティブに捉えて固執したり、失敗が怖く準備などを辛くてもやりすぎてしまうことがわかりました。
以前は漠然と「なんで自分はこうなんだろう…」と自責し不快でしたが、取説の過程に加え検査結果などの裏付けもあり「そう考えてしまうのは仕方ない!あれこれ考えてしまうのは自分の趣味なのだ」と受け入れるようになりました。
一人で考えて抱えこむとダウンすることも理解し、徐々に不安が小さな段階から自己開示し相談できるようになっていきました。また一つの考えに固執せず別の考えを持てるようになり、自責癖も「ま、いっか」で手放せることが増え楽になりました。
二つ目は年齢も職業も様々なリファインの皆様に出会えたことです。
こんなにいろんな方に出会え、各々の価値観など深い話を聞くことができ、自分の良いところをフィードバックしてもらえる機会は、人生の中でとても貴重な体験だと思います。
通所者の皆様が、共感してくださり「自分だけではない」と思えたことや、「就活応援してます」などの声かけに非常に励まされ、また日々ワークに取り組む中で多くの気づきをくださりました。
井田代表をはじめリファインの関係者の皆様には、辛い時に寄り添い、励まし、本当に様々なサポートをしてくださり、頼れる存在に何度も心を救われてやってくることができました。
改めて皆様へお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
卒業後も「卒業したのだから!」と一人で抱え込まず、リファインの定着支援にも頼りながら、ほどほど感を大事にゆるく楽しく生きていきたいと思います。