卒業生の声(リワーク/転職)

Y.K.さん(60代:男性)

私が、50代で3度目のメンタルダウンをしてそのまま退職し、ほとんど引きこもり状態でいたときに、このままでは5年も10年も変わらないと主治医に言われ、勧められたのがリファインでした。

 

リファインに入っても、しばらくは、無気力・無感情状態のままで、何を話していてもネガティブ思考から脱せず、グループワークの中でも、いつも落ち込んでいるので、みんなに励まされていました。

 

それでも、人とコミュニケーションがとれる貴重な機会を得て徐々に感情が動き出し、同じ苦しみを知り、同じ目標を持つ仲間と、心を開いて何でも話すことができるグループワークを続けることで、徐々に自分を取り戻すことができてきました。

 

メンタルが回復したと、はっきり言えるようになったのは、入所から1年近く経ったころでしょうか。

 

気持ちが回復すると、自分取扱説明書の作成作業も進みだし、自分の性格や思考の癖なども理解することができ、再発防止策も具体化するなど、リファインでの活動も積極的になり、各種プログラムにしっかり取り組むことができるようになりました。

 

そして、自分が本当にやりたい仕事も、その取組みの中で見つけることができ、無事に就職することができました。

 

私が、リファイン入所当初のワークで、自分宛ての年賀状に書いた言葉がふたつあります。一つが「体調を回復し、元気になりたい。そのためには、リファインのワークにしっかり取り組むこと。」で、二つ目が「自分を信じて、やれることをやる。朝の来ない夜はない。」でした。

 

当時は弱っていた自分に言い聞かせるために書いたような言葉でしたが、そこで書いた言葉が目標となり、自分がやれることを一生懸命やった結果が、今につながっていると思います。

 

私の場合、リファインには、「メンタルの回復」と「就労支援」の両方で本当にお世話になったと思っております。

 

厳しくも本当はやさしいアドバイスをいただいた井田代表、とことん自分に向き合ってくれた吉田センター長、いつもやさしい松島先生、家庭教師のような吉田カウンセラー、サービス管理の大沢さんと三村さん、トレーナーの先生方、いろいろお世話になったスタッフの皆さん、そして、一緒に学んだ仲間の皆さん全員に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。