卒業生の声(リワーク/転職)

S.A.さん(50代:女性)

私は、職場で体調不良になり通院し、そのまま休職となりました。

主治医から「リファインは一人一人の苦手としっかりと一緒に向き合ってくれる」とすすめられ、通所することになりました。

リファインで学んだことを主に3つに絞って紹介させていただきます。

一つ目はグループワークで様々な価値観に触れたことです。

グループワークは自分の考えをうまく言葉にできない私にとって、最初はそこにいるだけでもとまどい、不安がありました。先輩方が、「ここでは正解不正解ないから安心して発言して大丈夫ですよ」と言ってくださり、安心したことを覚えています。皆さんとは「価値観」など深いテーマについて語り合いました。様々な価値観があることを知ることで、自分の過剰に否定的なものの捉え方や人と比べてしまう考え方の癖に気づくことができました。自分の考えも徐々に発言できるようになりました。

二つ目は自分の考えや感情を言語化すること、それを客観視し整理することの大切さを学びました。最初はなかなかできませんでしたが、繰り返し行うことで、自分が今どういう状態なのかを認識し、言語化やリフレーミング、さらには行動までつなげられるようになりました。これはトレーニングにより身についていくもので、技術だと実感しました。

以前私は思考がまとまらず、頭を抱えて混乱する場面が多々ありましたが、今ではとても落ち着いて過ごしている自分に驚いています。

三つめは自分取扱説明書を作成し、自己理解を深めたことです。

自分の生まれ持った特性を知ることで、過去の出来事も起こるべくして起こったのだと、点と点がつながっていくのを感じました。代表面談、センター長面談を通して、自分ができること、できないこと、弱みに対する対処法や不具合が起こるメカニズムなどを明確にすることができました。

今後は自分が持っているものを最大限に生かすような生き方をしていきたいと思います。

今私は、もう一つ人生を与えてもらったと思っています。

本当にありがとうございました。