卒業生の声(リワーク/転職)

I.D.さん 復職・リワーク⇒転職 (20代:女性 コンサル 人事

リファインに来る前の私を一言で表すと「自我の塊」でした。

でもその素の自分のままいくと、集団から浮くなっていうのはわかってたので、表面上は合わせる振りをして「いい人」と言う仮面をかぶってました。

学生時代は自分に合う人だけを周りに置いて、合わないなと思った人とは接待モードで接していました。でもそのモードはすごく疲れるので、人とすぐ縁を切りがちでした。

社会人になり、新卒で入った会社でメンタルダウンをして、余裕がなくなったことでその仮面をかぶり切れなくなりました。

素の自己中の自分が出てしまい、仕事もプライベートの人間関係も上手くいかなくなっていきました。また大切な人も離れていきました。

「今の自分は確実におかしい。でも何がおかしいのかわからない。どうしよう」というどん底の状態で、そんな状態の中、産業医の紹介でリファインに来ることになりました。

 

最初は「こんなとこに来て本当に変わるの?」と疑っていて、

センター長や利用者さんに対しても警戒心MAXで接していました。

センター長には、本当の自分がわからないことと、人前で仮面をかぶってしまう事を話しました。

それに対してセンター長からは、仮面を脱いで素の状態でワークや面談に取り組んでほしいと言われたので、初めて仮面を脱ぐことにしました。

でも素でいったらいったで、すごいズバズバと私の課題に対してご指摘を受けました。

一番最初に言われた印象に残ってる指摘が

「ワーク中の岡村さんを見てると、自分の興味のある話は前のめりになって聞いてるけど、興味ない話は超つまんなそうだよ」と言われて、そんな顔に出てたんだと思って、すごいショックでした。

確かに人に興味が持てないっていうのと、人の話を聞くのはおっくうだと当時は思ってたので納得もしました。

課題が分かったうえで、最初にやったのは傾聴。

センター長は私に響く言い方で後押ししてくれました。

10ある話を最後まで聞いてると1は得になる話があるよ。その1を見つける宝物探しだと思って聞いてみたら?と言われました。宝物はあった方が岡村さんにとっても得だし、それを聞き逃しちゃうのはもったいなくない?

と言われました。私は自分に得があるならやってみようと思い、傾聴トレーニングが始まりました。

傾聴してみると、

自分には関係ないなと思った話の中にも意外と良い情報が入っていたりして、

人の話を聞くのが面白く感じるようになってきました。

傾聴が少しずつできるようになったことで気づいたことがあって、

それは自分と合う人だけ関わっていても共感し合う会話しかしないから、何も広がらないけど、価値観が合わない人とも関わると、違う意見が聴けて知識がふえるし成長できてる感覚があるなと思いました。

そこから価値観が合わない人と話すのも楽しめるようになりました。

そして演技をしなくても、素の状態で話を聞きたいと思うようになったし、少しだけ人を思いやれるようになりました。

また、素の自分が出せて、またそれを受け入れてもらえる環境があるって幸せだなと思うようになり、リファインが安全な場所だと感じるようになってきました。

そう思い初めたあたりあからスタッフさんや利用者さんに「岡村さん、明るくなったね」「結構面白い人なんだね」と言ってもらえて、自分が良い方向に進んでるんだなと思えました。

取説が完成するにつれどんどん自分が安定してきて、自分を理解して受け入れられるようになると、他人のことも受け入れられるようになるんだなと思いました。

なので昔に比べて、他人の欠点が目につきづらくなったと思います。

明らかにプライベートの人間関係がめちゃくちゃ楽になりました。

 

リファインに来れた自分は本当に運が良いなと思います。

いろんなことを面と向かって真剣に教えてくれたセンター長、サポートしてくれたスタッフのみなさん、一緒にワークを受けて頂いた利用者のみなさん、ありがとうございました。

代表には本当にお世話になりました。私は近視眼的な目線で、目先の利益に飛びついてしまうところがあるが、代表は「超長期的な目線で物事を見ているので、その判断力にたくさん助けられました。

社会復帰後もできれば代表と月一くらいで面談したいなと思いましたが、お忙しいと思うので、今後判断に迷うことが合ったら、代表だったらどうするかなという風に考えたいと思います。

 

メンタルダウンを経験して、リファインと出会えてよかったです。

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