卒業生の声(リワーク/転職)

T.Nさん(40代:男性)

私は38歳のときにうつ病で会社を退職しました。
人と比べては失意のどん底に陥り「もう俺はだめだ。人生の落伍者だ」と落ち込みました。

でも家族や周りの人に支えられながら長い療養生活を経た後、メンタルクリニックのデイケアに
通うと生活リズムが整い、もう一度働きたいという希望が芽生えてきました。

そして主治医の進言の下、長期間のブランクを乗り越えて再就職する為には、自分一人では厳しいと思い、就労移行支援事業所を探しました。
数多い事業所の中でどこを選んだらいいのかわかりません。
まずは5箇所ほど見学し体験利用を重ねましたが、ビジネスマンとして再就職を目指す私には物足りないし、納得できませんでした。

悩んでいたところにインターネットで見つけたのが、”リファイン就労支援センター”でした(以
下、リファイン)。
リファインは私のようなビジネスマンやサラリーマンが多く納得いきそうに感じました。
そして体験利用を迎えた初日に通所を決めました。

 リファインを選んだ決め手は、体験利用をさせていただく中で、まずセンターの雰囲気が私に合っていそうに思えたからです。

朝は10時に皆で元気よく挨拶しすぐにラジオ体操が始まりますから、まるでオフィスさながらの風景です。そして、視覚トレーニングと呼吸法と続きます。休憩を挟んで午前のプログラムが
開始され、12時から昼休み、13時からは午後のプログラムという流れです。

こう書きますとビッシリと忙しそうな印象を受けられると思いますが、スタッフは全員、病気の理解者であり体に負担のないように進行してくださるので安心できました。

これだけ環境に恵まれていれば、順調に社会復帰に近づくに違いないと直感できたのです。
こういう印象を持てたのは数ある就労移行支援事業所の中でもビジネスマンんやサラリーマンの利用が多いリファインだけでした。

 入所後は認知行動療法を基本にしたプログラムで徐々に自信を取り戻し、さらにヨガや課外活動によって体力も養われてきました。
プログラムは他の多くの利用者様もその有効性をおっしゃっているとおり「自分はまだまだ頑張れる」「社会復帰して働ける」という自信を持たせてくれます。

なにか困ったことや悩みがあったらスタッフが相談にのってくれますし、臨床心理士の先生の定期的なカウンセリングも心強いです。

 そして体力がつき、ストレスコントロールもできるようになると、就活の準備が始まります。

キャリアカウンンセラーによる個別カウンセリングで前職の経験を踏まえた具体的な就活スケュールを親身に相談にのってくれるのです。

 これだけのことをしていただいても自立支援を利用できるので金銭的に問題がありませんでし。これは離職期間が長く万年金欠病の私にとって大きな救いでした。

 そして、スタッフに励まされながら頑張った就活の結果、入所から9ヶ月で晴れて志望する企業に再就職が叶いました。本当に嬉しいです。
これもひとえに井田代表やスタッフの皆様に支えられてなし得たことです。
感謝してもしきれません。

 これからは、この感動をずっと忘れずに、そして二度度再発しないように、リファインで学んだことを実践しながら働いていきたいと思います。