卒業生の声(リワーク/転職)

N.Yさん(40代:男性)

あの頃の私はこんなに素敵な“普通の毎日”がまた訪れることを想像できずにいました。
大勢の方々の力をお借りして社会復帰を果たすことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。

今の私はあの苦しかった日々には戻りたくないので、再発しないように日々努力しています。
私にはうつで悩み苦しむ方々の気持ちが分かります。とっても苦しい状況にあるかと思いますが、安心して下さい。大丈夫です。

まず、リファイン就労支援センターの扉を開けて下さい。扉を開いた先には頼れる大勢の人達があなたのことを助けてくれます。

もしも気が向いたら、もう少しだけ“私の声”を読んでみて下さい。社会復帰までの“みちのり”を書き起こしました。読後に「あ~、私も大丈夫かもしれない」と思って頂けると嬉しいです。

第一段階 社会復帰のはじめの一歩“リファイン就労支援センターを見学”
本当に大変だったのは、リファイン就労支援センターを見学に行くまでの“みちのり”でした。
当時の私は自宅静養中で、無気力。自分の部屋から出るにも気合が必要でした。
リファイン就労支援センターを見学するために、電話をして約束をすることも面倒で負担だったことをよく覚えています。

そんな無気力な私に主治医の先生は何度も就労支援センターへの通所を勧めて下さいましたが、当時の私は就労支援センターの効果を信じることもできませんでした。
家族も「長い期間を無駄に過ごしてしまうのでは?」と不安を口にしていました。
しかも当時の私にはメンタルヘルス不全の方々に偏見がありましたし、一緒に勉強することに不安がありました。
そんな私を辛抱強く説得下さったのは主治医の先生でした。「就労支援センターの力も借りて、みんなで力を合わせて社会に復帰しましょう!」と何度も何度もやさしく声がけ下さいました。

そのお蔭で、リファイン就労支援センターの扉を開けることが出来ました。
私の場合は、リファイン就労支援センターの扉を開けたことが全ての始まりでした。

第二段階 社会復帰への準備開始!“リファイン就労支援センターに通所開始”
リファイン就労支援センターの扉を開けてしまえば、もう大丈夫です。
プロのスタッフが通所者それぞれの状況、状態に合わせて社会復帰(復職又は就職)の準備を寄り添うように一緒に考えてくれます。主治医の先生との連携もとってくれます。
大きなチームが応援団になります。

因みに、私の場合、全てがすぐに劇的に変化したわけではありませんが、自分自身を責めなくなるようになるまでに通所してから1ヶ月かかりました。
通所して2ヶ月目には、なぜメンタルヘルス不全に陥ったのかを考えました。
通所して3ヶ月目には再発しないために何をすれば良いか具体策を多くの方々の力を借りて考え始めました。通所して何より嬉しかったのはグループワークを通じて毎日誰かと会話することでした。生きていることを日々しっかりと実感できました。

第三段階 社会復帰への実践準備開始!“リファイン就労支援センターから飛び出す!”
いきなり社会復帰はしません。就労トレーニングと称して、お試しで数週間、働かせて貰います。この就労トレーニングを通じて、“もう私は大丈夫かもしれない”と自信を持てるようになりました。いよいよ社会復帰に向けて色々な手続、数多くの面談の開始です。
ここでも色々と相談に乗って貰いました。

最終段階 社会復帰!
いよいよ社会復帰です。私の場合はリファイン就労支援センターにお願いして、社会復帰後も、定期的にカウンセリング面談を受けています。
自分自身が大丈夫なことを慎重に確認し続けています。

リファイン就労支援センターの皆さんは、主治医のようでもあり、家族や友達のようでもあり、私のことを力いっぱい応援下さいました(社会復帰後の今も応援してくれます)。
本当に素敵な出会いでした!感謝です。
読んで頂いたあなたにも素敵な日々が訪れることを心よりお祈りいたします。