卒業生の声(リワーク/転職)

T.Kさん(30代:男性)

復職のためのリワーク施設として、産業医や主治医からリファインを紹介されました。
電話で連絡してみたところ、早速体験をということでプログラムに参加しました。

最初は所内の雰囲気を感じ取る余裕はありませんでしたが、スタッフの方や他の利用者の方が何を大切にして取り組んでいるかが徐々に分かるようになってきました。
それは、「チームリファイン」という意識です。スタッフや利用者全員の力で社会復帰を目指す、という意志を感じました。

リファインでは、ほとんどのプログラムにグループワークが盛り込まれています。自らの気づきを得られる「自己理解」、他者がシェアした事を我が事のように共感する(ミラーニューロンという考え方)ことで体現できる「他者理解」、そしてこれらを繰り返し行い、自然とお互いに気づき合う雰囲気から生まれる「相互理解」。

様々な方々と一緒にメンタルヘルス不全と真剣に向き合ってきて得られたことは、その期間の長い短いという認知を超えて、かけがえのないものであったと感じています。

そして、復職後の職場でのコミュニケーションを始めとする後人生全てに生かせるものと確信しています。