卒業生の声(リワーク/転職)

Y.Yさん(20代:女性)

私は就職してからの5年間、何よりも仕事を優先した生活を送っていました。社会人6年目に入り、相変わらずのハードワークが続き体調を崩し、医師からメンタルヘルス不全の診断を受け、休職をしました。

当時は、休職した自分にショックを受けつつも、「働きすぎたから、少し休めばすぐ復帰できるはず」と、どこか楽観的に考えている自分もいました。ところが、時間が経ってもなかなか復帰できない状態が続きました。
医師に相談したところ、「あなたに合いそうな支援施設があるよ」とリファインを進められ、見学に行くことにしました。

初めての環境に不安も大きかったのですが、スタッフの方々が丁寧にサポートしてくださったこと、利用者の皆様が温かく迎えてくださったことで、「ここに通えば、何かが変わるかも」と思い、入所を決めました。

入所してからは、利用者の方々とワークをしたり、スタッフの方々とカウンセリング面談をしたりしました。休職した当時は、「働きすぎ」くらいに思っていたメンタルヘルス不全の原因ですが、ワークや面談を重ねるうちに、「思い込みの激しさ」や、「極度の完璧主義」が、自分自身を苦しめていたことに気づきました。

リファインのプログラムの多くは、自分の内側を深く知り、理解していく内容になっています。私は今まで、自分の内側の声に耳を傾けずに生きてきたので、こういったプログラムは非常に役立ちました。

そして、自分の内側を深く理解したことで、自分に本当に適した会社に再就職することができました。

きっと、リファインに通わずに社会復帰していたら、ここまで相性の良い会社に入社することはできなかったと思います。

私にとってリファインは、どこよりも自分と向き合える、自分に素直になれる大切な場所です。