卒業生の声(リワーク/転職)

K.T.さん(30代:男性)

メンタル不全になってからの体調回復は、休職等の適切な休息をとれば実現できると思う。
しかし、真のメンタル回復は、専門家や理解ある方の支援無しには実現はなかなか難しいと思う。
自分もメンタル不全になるまでは、うつ状態がここまでつらくて、厄介で治りにくいものだとは思いもしなかった。

そんな私のリファインでの道のりは以下の通りである。あくまでも一例であり、個人差がある。

【通所1〜2ヶ月目】
体調が回復しない中、必死になって通所した。
訳もわからずワークをこなす日々だった。
たまにビジネス研修等でおなじみの内容もあり、マンネリ化した気分になった時もあった。
そんな時は、メンタルダウンした同じ境遇の通所者と共に励まし合う事で、モチベーションを保てた。
今思うと、メンタル回復・就労支援・継続就労まで想定した、専門家監修のプログラムとワークが完備していた。

【通所3〜4ヶ月目】
ワークでの練習を繰り返す事で、円滑な人間関係を保つための行動や思考が、自然とできるレベルにまで身についてきた。
更にメンバーとの意見交換等の交流を通じて、自己理解と他者理解が日々深まっていった。

【通所5〜6ヶ月目】
ワークと自己理解プログラムを通じて、本来の自分を取り戻し始めた。
体調も日増しに良くなり、実際の企業に2週間勤める就労トレーニングもこなし、自信を取り戻しつつあった。
しかし、体調が安定せずもがき苦しむ。
このような状況下でも、不安点や疑問点を各分野の専門家に相談し、適切なアドバイスを受ける事ができた。

【通所7〜9ヶ月目】
体調が回復しない原因は現在の職場にあると判断し、転職活動を行う事にした。
転職活動に関しても、専属のキャリアカウンセラーを通じて常にアドバイスをもらう事ができた。
数十項目にのぼる転職条件をまとめ、一切妥協せずに約2ヶ月の転職活動を行った結果、転職先を見つける事ができた。
今まで取り組んできたワークが大いに役立った結果だった。
転職が決まり、社会復帰に向けて不足している知識を補う勉強に取り組み始めた途端、メンタルが急速に回復し、体調が安定し始めた。
真の自分らしさを取り戻した瞬間だった。

ここまで徹底した支援を受けても、メンタル回復までに約9ヶ月かかった。
それぐらいメンタル不全は厄介だった。
こんな状態には二度と戻りたくない。

ただ、私は思う。
メンタル不全は人生のピンチの連続であった。
しかし、ピンチを乗り越えれば、長い人生を生きるスキルと場所を手に入れるためのチャンスにつながった。
このチャンスは一人や周囲の知人の支えだけでは決して手に入れる事ができなかった。

ピンチをチャンスに変えたい方はリファインの門を開く事をお勧めする。
あなたがその気ならば、専門のスタッフが全力でサポートしてくれるはずだ。