卒業生の声(リワーク/転職)

N.Y.さん(30代:男性)

「何故だか分からないが、鬱々とした気分に陥ってしまい、会社に行けなくなった」。

最初はここからのスタートでした。

通院を始めた病院の主治医にも、倒れた原因を上手く説明できず、ただの甘えなのでは?と自分でも疑いの気持ちすら持っていました。

ただ、初めてのダウンでないことを主治医に相談すると、「根本的に再発防止をしないと、またダウンする」と告げられ、紹介されたのがリファインでした。

体験初日。

とてもメンタルダウンした方々とは思えない皆様のパワーとエネルギッシュさに終始圧倒され、自分の考えを述べるのに精いっぱい。

自己開示が極度に苦手であるという弱点を痛感させられた出来事でした。

そのまま弱点に目を背けることも出来ましたが、「自己開示が苦手」という弱点を克服しない限り、またダウンを繰り返すだろうなと感じたのも事実であり、通所を決意しました。

最初は自分の意見を話すことにすら抵抗感を覚えていましたが、日々のプログラムの中で発言を繰り返すことにより、徐々に苦手意識は薄れていきました。

それと同時に、スタッフの皆様や、周りの利用者様との会話も増え、今まで苦手だった自己開示が、次第に得意分野にすら変化していきました。

日々のプログラムでの鍛錬の成果とは思いますが、この大きな変化には私自身も驚き、リファインという環境に感謝しかありません。

最大の弱点を克服したことに加え、日々、ワークを通じての自己分析や、スタッフの皆様との面談を積み重ねていきました。

その結果、メンタルダウンの原因を把握し、詳細な再発防止策を講じることが出来、無事に社会復帰するまでに回復しました。

決して私一人の力では立ち上がることが出来ず、周りの皆様のお力添えがあったからだと確信しています。

リファインには、皆でメンタルダウンを克服し、社会復帰しようという強い気概があります。

「就労移行支援施設」という言葉自体に抵抗を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、まずは不安な気持ちを相談しようという気持だけで良いので、足を運んでみてください。

誰もが漠然とした不安な気持ちからのスタートです。

「リファインに通ったからこそ、社会復帰出来た」と言える日が、きっと訪れるはずです。