卒業生の声

I.M.さん(30代:男性)

私は2006年に職場でうつ病を発症しました。復職と休職を繰り返し、2014年に退職をしました。
以降は「また嫌な思い・辛い思いをしたくない」「社会に出ることが怖い」と考え、自宅に引きこもるようになりました。
昼夜逆転の生活になり、外出する意欲もなくなっていきました。
3年近く引きこもりの生活をした後、2017年7月に主治医やカウンセラーからの勧めにより、社会復帰に向けてリファインに通うことになりました。

リファインではビジネスコミュニケーション、相互の尊重、傾聴、キャリアの価値観などを話し合うグループワークを中心にプログラムが作られています。
初めて体験に訪れたとき、ワークで何を話しているのかよくわからない状態だったことを覚えています。
それでもここに通ってみたいと思えたのは、心のどこかで「このままではいけない」と考えていたからだと思います。

私はリファインのワークを通して自分の考え方のクセや特徴を知ることができました。
私の特徴は「不安を感じやすく、自分がダメなのだと考えること。これにより自己肯定感を喪失して動けなくなってしまうこと」です。
・グループワークやコミュニケーションを通して、社会・他人との係わりへの恐怖感が薄くなりました
・今まで漠然と考えていた「不安に感じること」の原因や考え方を確認することができました
・自分の苦手なことや考え方の癖を認識することができ、そのうえでどのように考え・振る舞うのが適当なのか考えることができるようになりました
上記のとおり、リファインでの活動を通じて自分の考え方の特徴を知ることや、長い未就業の期間で作られていた仕事への恐怖感を払拭することができました。

一方で、私の得意なことに気づくこともできました。
「慎重、丁寧、ミスをしない、誠実に仕事に取り組む」これらは社会人として当然と考えていますが、これを当たり前のように遂行できることは自分の強みでもあると気づくことができました。

長期間社会人生活から離れていた私は、就業トレーニングとして2週間ほど企業で業務に携わらせていただきました。
会社員として働くのと同じような生活スタイルで毎日を過ごし、業務を遂行することで不安を和らげることができ「社会人としてやっていける」という自信を持つことができました。

これらの経験のおかげで就職活動をスムーズに進めることができ、無事に再就職先を見つけることができました。
もしもリファインに通うことがなかったら、今でも就職をせずに引きこもりの状態が続いていたと思います。

リファインのスタッフの皆様や通所している利用者の皆様のおかげで、自分の弱点と向き合うこと・どのように対処していくことが良いのか、社会人として生活していくために必要なことを学ばせていただきました。