卒業生の声(リワーク/転職)
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H.M.さん(20代:女性)
リファインを卒業し、社会復帰をして3ヶ月が経ちます。
私はうつで2回の休職を経験しましたが、2回目の社会復帰となる現在が、これまででいちばん自信を持って働くことができています。
その自信を得ることができたのは、リファインで得た気付きと経験のおかげだと考えています。
そんな私の、リファインでの経験を通してできるようになったことについて。
たくさんあるのですが、ここでは3つお話しさせていただきます。
1つ目。
自己理解。自分の価値観、強みや弱み、特徴を知ること。
中でも、リファインのカリキュラムの1つである『自分取扱説明書』の作成を通して自分の思考のクセを理解できたことが、メンタルダウン克服への大きなステップになったと考えています。
自分がどんな時、どういう方向で物を考えるのか。
その考え方は自分に対してどのような影響を及ぼしているのか。
どうしたら、その思考を和らげることができるのか。
日々行われるワークで見つけたヒントをもとに、自分を見つめ直したり。
カウンセリングの場や、センター長や井田代表との面談を通して、専門家のアドバイスを取り入れ、自分に合った形でのメンタルダウン対策を考えたり。
あの手この手で自分と向き合った結果、今では実際に職場で落ち込むような出来事が起こっても、自分で気持ちを立て直したりケアをすることができるようになっています。
「課題に気付きさえすれば、対策を立てることも、実際に行動を起こして変えていくこともできる」
そう思えるようになったことが、私がリファイン通所を通して自分を変えることができた証拠なのだと思います。
2つ目。
受容。自分と他者を受け入れること。
私は、自分を認めたり受け止めてやることが苦手でした。
また、自分の理想と外れたことをする人に対して強い苦手意識を感じ、頑なになってしまう部分がありました。
リファインのグループワークを通して、これらの考えや姿勢が少し緩和されたと考えています。
グループワークでは、各々が自分の価値観を語るとともに、相手の価値観についての気付きを伝えます。
否定するのではなく、一旦受け入れた上で、感じたことを伝える。これを繰り返すうちに、少しずつ受け入れる範囲が広がったり、自分なりの受け入れ方を見つけて受容できるようになりました。
そして、3つ目。
行動。思い切って、まず実際に動いてみること。
私はとにかく行動を起こすことが苦手で、「もし〇〇だったら」という想像や思い込みで自分を縛り、行動を起こせないまま抱え込んでしまいがちでした。
そんな自分を変えたものが2つあります。
1つは自己理解で、行動するまでの自分の思考のプロセスを認識し、改めること。
そしてもう1つは、リファインで実際に行動することにチャレンジして、成功体験を積むこと。
中でも後者の効果は特に大きかったと感じています。
「私は◯◯が課題なので、今日はそれを練習させてもらってもいいですか?」
この言葉を自分が言う日もあれば、誰かから聞く日もありました。
リファインでは、通所者それぞれが何かしらの課題と向き合っています。
だからこそ、お互いの課題の改善に向けたチャレンジを受容し、応援し合える環境となっています。
仕事の場では試しにくい内容であっても、リファインなら安心して試すことができました。
今の自分は、リファインでのチャレンジを自信に変えて、今までよりも積極的に発言や相談を行っています。
長々と述べてしまいましたが、要するに。
私にとってリファインでの経験は、かけがえのないものでした。
きっとこの先も、リファインでの経験にたくさん助けられていくのだと思います。
素晴らしい出会いと体験をくださった、リファインスタッフの皆様、通所者の皆様、本当にありがとうございました!