卒業生の声(リワーク/転職)
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I.R.さん(40代:女性)
私はこれまで、働くこと=(イコール)人生であり、責任ある大きな案件を複数バリバリこなすことに重く価値を置いて超過労働を長期間続けていました。
そんな中体力の限界を感じ転職した先で、比較的ラクで簡易な作業を任されてプライベートの時間を多く持つようになった時、ふと自分の人生を振り返り「いったいなんのために生きているんだろう」と空虚感に襲われ、うつ病を発症しました。
働くこと=(イコール)人生だった私にとって、働く自分を肯定できないことは、自分の人生を否定することに繋がったのです。うつ病は重く、2年ほどクリニックと自宅を往復する以外引きこもる毎日でしたが、主治医の勧めでリファイン就労支援センターに通うことにしました。
リファインで学んだことは数多くありますが、一番大きかったのは「生きる意味」を再定義できたことだと思っています。
仕事をするために生きてきたこれまでの価値観から離れ、生きるために働き、プライベートでは「絵本をつくる!」という目標を置くことで、毎日を楽しもう、楽しんで良いんだと思えるようになりました。
これまでは会社で大きな成果を出すことを幸せと考えていましたが、今では日常の中で、職場でもプライベートでも、例えば周囲にいる人が少しでも笑顔になってくれるようなちょっとしたことを幸せだと考えられるようになりました。そうすると自分にも他人にも優しくできるようになった気がします。何よりも、笑顔でいる時間が増えました。
こういった気付き・学び・変化は、約1年半のリファインでのグループワークでのディスカッションや他愛ない雑談、スタッフの方々・センター長との対話、代表面談で得ることができました。
また、コロナ禍中の生活の変化をリファイン通所時に味わえたのも私にとっては大きな意味がありました。毎日通所するという常識が崩れ混乱しながらも、慣れない環境下でオンライン・グループワークや自宅での課題をこなせたことは、新しい会社で働く前段階の良い訓練になったと思っています。
これまで見えなかった自分の可能性を探ることができたのは、すべてのリファイン関係者のみなさまのおかげです。気付きのきっかけをくださってありがとうございました。