卒業生の声(リワーク/転職)

K.T.さん(30代:女性)

私は新卒で入った会社で3年目で1度目のメンタルダウン、その時は数ヶ月の休職後退職し、自己判断で通院も辞め、もう私は大丈夫だと再就職。しかし2社目でも5年目でメンタルダウンを起こし、会社の勧めでリファインに通うことになりました。
大きなメンタルダウンは2回ですが、メンタルダウン以外の時も常に生きづらさと戦っている感覚があり、リファインを知った時、もしかしたら生きやすく変われるかもしれない、と少しの光が見えたような気がしました。
卒業する今になって思うと、完璧主義からくる自分を責める気持ちが強かったことと、自分の気質が生きづらさの要因だったと思っています。

リファインに通ってからは、日々スタッフの方に気にかけていただき安心することもたくさんある一方、仕事を休んでいる自分を責める気持ちと、いつ社会復帰できるのかゴールが見えない不安と、自己理解が進むにつれて自分のいたらなさを感じる辛さなど、いろんな葛藤がありました。

しかし、スタッフの方たちが、焦らないよう声がけしてくれたり、また毎週の面談では、人生でこれまでにないほど自分について時間をかけて一緒に掘り下げていただいて、また何より利用者同士のグループワークを通じて、近い状況の人たちと共感し合ったり、先輩利用者からアドバイスをもらったり、先に卒業していく方のイキイキした姿に、諦めずに進む力をもらったり、一人で過ごしているだけでは得られない学びと気づきをたくさんいただきました。

そんな日々の気づきや学びの積み重ねと、自己理解した内容を体系化して作り上げた自分の取扱説明書は、自分らしくあるための指針となる宝物となりました。

取説を作る過程で、嫌だった自分を、否定せずありのまま受け入れて、そんな自分だからこそどうする?と自然と考えられるようになって、本当の意味で楽に生きられるようになったと思っています。
未だに治したい癖が治っていなかったりすることもあるけれど、伸び代があると思って、自分の変化を今後も楽しみにしていきたいです。

リファインに通って、私は苦しくない生き方があることを知ることができました。
何か苦しさを抱えている方は、リファインにそれをほどくきっかけがあるかもしれません。