卒業生の声(リワーク/転職)

T.A.さん(30代:男性)

私は2度のメンタルダウンを経験しました。

要因は様々ですが、2回とも共通して『自分はこの場所にいていいのか?』という疑問が生じ、自身の存在意義がわからなくなるということが大きかったです。

『自分には強みはない』、『失敗ばかりする自分は足を引っ張るだけだ』と自身に対して圧力をかけていました。

『こんな事を聞かせるのは申し訳ない』と大切な友人、家族にすら相談することもできず、結果的に自分を苦しめていました。

2度目の休職期間が始まってからどうすればいいのかわからなくなっていたので、会社の人事副課長に『復職支援施設』の存在を教えていただき、一緒に探していく中でリファイン就労支援センターを見つけました。

最初は自身の存在意義に対しての不安、生活リズムが崩れ昼夜逆転の生活を送っていたこともあり、全く通うことが出来ませんでした。

その際に、スタッフの方々から『スモールステップ』の存在を教えていただき、徐々に通い始めることが出来ました。

人前で話すことが怖く、中々発言できない私に対しても、スタッフの方々や通所者の方々は優しく接してくれました。

そのお蔭で、徐々に『私はここにいても良いのだ』と思うことができるようになりました。

また、私は『失敗』のことを重く捉えすぎている傾向があったため、『修正』に置き換えるようにアドバイスをしていただいたこともありました。

振り返って考えてみると、リファイン就労支援センターのワークは『本来の自分を取り戻す』、『心身共に豊かな生活を送るための自分になる』、そんなきっかけの場になっていたと思います。

リファイン就労支援センターでの経験、教えていただいたことは確実に私を前進させてくれました。

・心身共に健康に生きる
・休職期間に支えてくれた家族、友人を大切にする
・『失敗』を『修正』と置き換えて考える
・自分のことを好きになる
・ネガティブな過去を振り返らない

以上の5つのことをこれから大事にしていきたいこと思っております。

最後になりますが、常に面倒を見ていただいたスタッフの方々、一緒にワークを行なってきた通所者の方々、大変お世話になりました。 

改めて、感謝申し上げます。