卒業生の声(リワーク/転職)

K.K.さん(30代:男性)官公庁等 企画

僕は、高校生の頃から「人の役に立ちたい、社会貢献がしたい」という想いが強く、就職してバリバリ仕事をしていました。しかし、その強い想いから自分を追い込んでしまい、4回メンタルダウンを起こしてしまいました。4回目のメンタルダウンに陥って当時の会社を辞め、今後のキャリアについて悩んでいた頃、メンタルクリニックの主治医からリファインを紹介してもらいました。

入所した当初は、「本当にメンタルダウンを再発しなくなるのか?」という半信半疑な気持ちや、「早く社会復帰ししなければ!」という焦りを感じていましたが、リファインでの取り組みを重ねていくうちに、「今後二度とメンタルダウンしないために、ここでしっかり自己理解を深め、自己受容し、腰を据えてきちんと自分に向き合う必要があるな」と感じるようになりました。

リファインでは、他の利用者さんと一緒に様々なテーマをもとにグループワークを実施し、会話を通じて気づきを得て、自己理解・他者理解を繰り返し行いました。また、個別面談を通じて自分取扱説明書を作成し、自分の強みや弱み、ストレスサイン、ストレスコーピング、メンタル不調の原因と対処策などを洗い出し、深掘りしていきました。

リファインに通う以前は、メンタル不調の原因が主に仕事から来るものだとばかり思っていましたが、メンタル不調が外的な要因から来るものだけではなく、自分の思考や考えといった特性にも起因することを実感しました。

具体的には、「自分はこうあらねばならない」、「きちんと何でもこなさなければならない」、「仕事で自分なりの付加価値を生み出さないといけない」といった考えに拘り、理想の自分に固執していたため、その理想像との乖離に苦しみ、ストレスを溜め込んでしまうことが分かりました。

自分取扱説明書の作成の後半では、代表面談を行い、更に自分の特性について自己理解・自己受容を重ねました。

井田代表から様々なご指摘やアドバイスを頂き、自分が今後メンタル不調を起こさずに、長期的に安定して就労し、より自分らしく生きていくための考え方や物事の捉え方について大きなヒントを得ることができました。これらは僕の今後の人生を過ごしていく上での大きな財産になると思っています。

代表面談を終えて自分取扱説明書が完成した後は、いよいよ転職活動が始まりました。

僕は、自分の「できること」を焦点に置き、これまでの経験や強みを活かせる職種を選び、そして、何よりもメンタルダウンを再発せずに長期的に安定して就労できる環境を最優先事項として転職活動の指針(羅針盤)を定めました。

転職活動は自分取扱説明書を見返し、不安や緊張を感じたら早めにリファインのスタッフやキャリアカウンセラーに気持ちを打ち明けてサポートしていただいたことで、うまくストレスをコントロールし、その結果、ありのままの自分で面接に臨むことができ、無事に志望度の高い2社に応募して2社から内定をもらうことができました。

結果、より自分らしく生きていくことができる第一志望の会社に就職しました。

リファインを利用したことで、以前の自分と比べ、自分の感情や思考、置かれた状況を俯瞰して見ることができるようになり、ストレスとうまく付き合うことができるようになりました。

そして、自分の特性を知り、メンタル不調の原因を理解し、その対処策を構築できたことで、今後の人生を以前よりも生きやすいものにすることができました。これは決して自分ひとりでは身につけることはできません。

リファインの様々な手厚いサポートがあったからこそ手に入れることができたと思っています。井田代表をはじめ、サポートしていただいたリファインのスタッフの皆様には大変感謝しております。

もしリファインを利用しようかどうか迷っている方がおりましたら、まずは話だけでも聞きに行ってみてはどうでしょうか?
きっと、メンタル不調を起こさず、より自分らしく生きていくためのヒントを得ることができるかと思います。