スタッフコラム

うつ病や適応障害からの回復と就職・復職のための、小さな積み重ね!

うつ病や適応障害からの回復と、就職・復職のサポートをするリファイン就労支援センターでは

利用者の皆さんの状況に応じながら、プログラムを行っています。

 

プログラム作りで大切にしているものの中に「実際に役に立つかどうか」という観点があります。

知識として知るだけではなく、実際に使ってナンボ!伸ばしてナンボ!ということですね。

 

先日のプログラムで棚卸しをした「自分が持っているものや、特徴や強み(長所)」についても、

「最近、自分の長所を使って何をしたか」

「今日、どのように長所を活かしたか」

一人ひとり振り返り、丁寧に確認し合いました。

 

思いやりが強みの方が、朝の電車で席をゆずったり、

気配りが得意な方が、ちょっと元気のない方に声をかけるなど・・・

大げさなことでなくても、些細なことでも構いません。

 

ものごとを習得、身につけるためには、日々の積み重ねが大切です。

また、それを自覚して、再現したり、強化していくことが大切です。

 

自分で考えるだけでなく、リファインのグループワークでは、皆で気づきを伝え合います。

自分がみた自分と、他人がみた自分。

それは、どちらも自分ですが、はっきりとは捉えにくい一面もあります。

 

特徴や強み(長所)をみつけて、実際に行動して、特徴や強み(長所)を磨くことで

自分自身のことがもっと理解できるようになるのではないでしょうか。

 

古代ギリシャの哲学者は「習慣は第二の天性」という言葉を残し、2000年以上経た今でも、語り継がれています。

今の、自分の、小さな積み重ねが、未来を創ります。

 

皆さんも一緒に、日々の小さなことから始めて、

うつ病や適応障害からの回復・改善と、就職・再就職・復職を目指していきませんか。