スタッフコラム

うつ病からの回復と社会復帰に有効なポジティブ・アプローチ「ハイポイント・インタビュー」

AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)は、「問い」や「探求」によって、個人の価値や強みを発見し、それを受け入れ、可能性を最大限に発揮することを目指すアプローチです。

リファイン就労支援センターでは、うつ病等メンタル不全からの回復と社会復帰にも有効なこのアプローチをプログラムに取り入れています。

今回は、これまでのキャリアの中で「もっとも輝いていた時」をテーマとする「ハイポイント・インタビュー」を行いました。

その時、あなたは何を感じていたのでしょうか?

あなたの周りの方はどんな表情をしていましたか?

あなたの体験を作り出した要因は何だったのでしょうか?

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「輝いていた頃の感情を思い出し、楽しい気持ちになりました。インタビュアーの方が私のことを“潤滑油的な存在”だと言って下さり嬉しかったです。自分の強みや価値観を再確認することが出来ました」

「自分のハイ・ポイントを思い出し、その時の気持ちや情景が一気に浮かんできました」

「質問に答えていく中で自分自身が気づいていなかった価値観や、自己理解につながる課題(例えば、やりたいか、やりたくないかの境界線等)がみえて、得るものが非常に大きかったです」

「瞬間の輝きというより、その仕事をしていた時のプロセス全てがキラキラしている感じがしました」

「インタビュアーの方が私の長所や強みを積極的に探求して頂き、ためになり、嬉しかったです。自分の長所を活かしつつ、相手の気持ちや長所を見つけられるようにしていきたいと思います」

「相手の方の成功体験を聴き、自分の過去の成功体験を話して、その時の意欲が甦りました」