心に効くストレッチ①
うつ病やパニック障害などで苦しいんでいる方は、体の使い方も良くない状態の方が多くいっらしゃいます。
猫背で、肩が体の内側に入り、頭も前に倒れがちです。
頭が前に倒れる猫背の姿勢は、首を圧迫し、呼吸が浅くなりがちです。
呼吸が浅くなると、酸素が十分に体に入りにくくなるので、
脳の血中酸素濃度も低下します。
猫背の姿勢で呼吸が浅くなると、脳が酸欠を起こすような状態になってしまいます。
うつ病は脳の機能低下の症状ですから、
脳が酸欠を起こすことでよりいっそう、脳の機能が低下して、視野狭窄になり、
柔軟な思考が出来なくなってしまいます。
呼吸が大切だといわれますが、
深い呼吸ができるように体を整えることもとても大切なことです。
一人でストレッチをしても、もちろん素晴らしいのですが、
リファイン就労支援センターでは、二人一組で、ストレッチをサポートします。
普段はなかなか伸ばしにくい、大胸筋や僧帽筋、
第二の心臓といわれるふくらはぎの裏側の筋肉などをお互いにサポートしながらストレッチします。
イタ気持ちいい程度で体に負担がかからないように、
でも普段縮んでいる筋肉が十分に伸びるように、
呼吸をゆっくりとしながら伸ばしていきます。
マッサージのように揉みほぐすとは違う、筋肉を伸ばすということで、
体に血液がいきわたるような感覚になります。
心と体はつながっているといいますが、センターに来られてまだ期間が浅い方のほうが
体がかたいように見えるのは気のせいでしょうか。
体もこころもほぐして、体もこころも軟性をもたせたいものです。
うつ病やパニック障害の回復・改善の「心に効くストレッチ」、好評です。