うつ病・パニック障害・適応障害を克服して、再就職・転職や復職して失敗しないための「怒りのコントロール」
うつ病・パニック障害・適応障害を乗り越えて再就職・転職や復職を
目指す方にとって、職場や日常の生活での「怒り」をコントロールするのは、
とても大切なことです。
例えば、だれかが自分の悪口を言ったときや、
上司から理不尽な要求をされて「怒り」を感じたとき、
身体の状態は、心拍数が上昇し、呼吸が荒くなったり、汗ばんだりし、
その結果、顔が不機嫌になったり、声のトーンが変わったりしてきます。
気分としては、悲しい→不満→イライラ→怒る→爆発!と、
同じ状況でも人によって感じる程度が違いますが、
怒ることが問題なのではなく、怒った結果どう行動するか?
を理解する事が大切です。
怒りの表現方法を4つのタイプに分類すると
激情型(カッとなって突然爆発)⇔慢性型(ネガティブ思考でいつも不快感)
放出型(目に見える)⇔ため込み型(見えにくい)
この2×2の4タイプがあります。
自分自身がどのタイプなのかを理解することで対処法が変わります。
・激情型×放出型は、リラックスしたり、怒りのきっかけの本質を知ったり、
感情を分化する
・激情型×ため込み型は、怒りは自然な感情で適切に表現して良いという
認知的理解をする
・慢性型×放出型は、感情の質、レベル、方向の整理をする
・慢性型×ため込み型は、適切な表現方法を獲得する
と、良いでしょう。
そもそも、うつ病・パニック障害・適応障害で苦しむ方は
「怒り」さえ出てこないことが多いものです。
怒りには大きなエネルギーが必要ですので
怒ることが出来る自分がいる事を客観的にとらえて、
自分が回復に向かっていることを感じても良いと思います。
ただ、その怒りは「爆発」させてはいけません。
うつ病・パニック障害・適応障害を乗り越えて再就職・転職や復職した後に
「怒り」をコントロール出来るようなれば、
職場で円滑な人間関係が出来るはずです。
怒りのコントロールをリファイン就労支援センターで一緒に学びませんか?