スタッフコラム

うつ病・パニック障害・適応障害の方の人間関係構築術。

うつ病・パニック障害・適応障害の方の、

休職、離職の理由の第一位は人間関係が原因と言われています。

仕事が忙しくて、多忙になって残業が多くなってしまうのも、

元をたどると、頼まれた仕事を断れない、

自分が苦しいときに回りにヘルプを出せない、

仕事でわからないことを、すぐに聞ける環境ではない。

などがあげられます。

人間関係を作るポイントは、

相手のことに興味を持つこと、

相手の良い所をみること、

相手との共通点を知ること、

相手の大切にしていることに共感をなすることです。

今日は、それを少しでも体験できるように、

グループワークで話し合いをしました。

「どんなことが好きか」

「夢中になったり、没頭するような瞬間はどんなときか?」

「仕事で大切にしていることはどんなことか?」

そういった自分の好きなもの、得意なこと、やっていて苦にならないことなど、

話をするだけでお互いの事を良く知ることができ、

相互理解が深まります

これは職場でも応用することができます。

近くにいる人がどんな人かを知らずに働くよりも、

どんなことが好きな人なのか、

どんなことを大切にしているのかを知ることで、関係性が深まります。

1時間ほどそういったテーマで話あった後、

「グループの中の一人ずつのいいところを伝え合う」というワークをしました。

良いところ、強み、すばらしいところ、そういった点を本人に伝えるのですが、

言われた方は嬉しいし、言ってもらう事で自分の強みの発見にもつながります。

普段から人の良い点を見るように癖づけること、

そして良い点を伝えることを習慣に出来ると、人間関係はかなり良くなります。

うつ病やパニック障害・適応障害などを克服して再就職・転職・就職あるいは

復職する方は是非とも良い習慣を一緒に身に付けませんか。