スタッフコラム

うつ病・パニック障害・適応障害を乗り越えて就職・復職された方のキーワード「フレーミング」

うつ病やパニック障害・適応障害を克服して再就職・転職・就職、

あるいは復職を目指す数多くの方が

リファイン就労支援センターにお越し頂いております。

最近も新しい体験・見学の方が毎日いらっしゃいます。

認知行動療法をベースとしたプログラムの中で、

リフレーミングはとても新鮮に感じられるようです。

ある物事を別の枠組みから捉えなおすことで、

別の見方、選択肢を増やしていくというのが、リフレーミングです。

例えば、「おちつきがない」ということも、別の見方をすると、

・好奇心が旺盛

・フットワークが軽い

・明るく社交的

・柔軟性がある

という別の面から見ることが出来ます。

一つの状況に対して、いろんな見方をすることを、

トレーニングすることで日常の生活の中でも、

ストレスがかかりそうな場面を、別の見方をして乗り切れるようにしていきます。

うつ病・パニック障害・適応障害になって、

まずは回復する為の休養が必要ですが、

体力が回復してきたら、社会復帰の為のリハビリと、

社会復帰した後、再発しない為のトレーニングが必要です。

自分がストレスがかかる場面で、

そのストレスコントロールをするためにリフレーミングが活用できます。

自分が普段感じているストレスを、一歩離れてみることで別の視点から見れるようになります。

失敗したり、遅刻しても、

「こんなときもある、人間だもんね」

そういって自分のストレスを逃がして上げることができると、

たとえ、遅刻しても前を向いて社会生活を送ることができます。

遅刻したことを、何で自分はだめなんだ、いつも自分は、、、とストレスを自分でかけることなく、

別の見方をすることで、ストレスを減らして、再発防止に取り組んでいます。