スタッフコラム

うつ病を克服して就職・復職に必要なビジネススキル「上手な頼み方」

うつ病やパニック障害、適応障害を克服して、就職や復職される方に向けて、
リファイン就労支援センターでは、コミュニケーションスキルとして、
「上手な頼み方」をアサーションというスキルを使ってトレーニングします。

特にリファイン就労支援センターではアサーショントレーニングは、ビジネスの場で、
より実践的に活用できるように行なわれています。

人と関り合う中で、自分も相手も大切にしながら、意見や気持ちを率直にその場にふさわしく表現できるようになると、過度なストレスを感じることなく、仕事もスムーズにすすめることができます。

本日は「頼み方」のアサーショントレーニングをロープレ形式で行ないました。
・担当クライアントに同行してほしいと上司に頼む。
・任されたプロジェクトの進行状態が悪いのでどうしたらいいか上司に相談する。
・指示された期限に間に合いそうもないので力をかしてほしいと先輩に頼む。
・作成中の企画書が手詰まり状態なので何かアドバイスがほしいと先輩に相談する。 など、より具体的なシチュエーションを設定して、それぞれが役割を決めておこないました。

いろいろな気付きがあり、その後の振返りも活発に意見交換されていました。

頼む時のチェックポイントは以下の3点です
1、内容はどうか?
2、タイミングはどうか?
3、話の持って行き方はどうか?
頼まれる側が十分に納得できように検討し、自分でやるべきことはやった上で、現状を正直に率直に伝えることが大切です。
「頼み上手」になると、自分一人で忙しい思いをしなくてすむ、他人の力をかりて自分を成長させることができる。などのメリットがあります。
相手をその気にさせる頼み方や、期待感を言葉に込めたり、気持ちを和らげる頼み方ができるようにさらにトレーニングをして「頼み上手」になれたらいいですね。