「リフレーミング」を身に着けて、うつ病からの再就職!
何か不快な状況や場面や出来事に遭遇した時に、スムーズに気持ちを切り替えたり、すぐに楽な心境になることができますか?
ストレッサーそのものを、日常生活や仕事の中からなくしたり、自分の思い通りに変えることはできません。
一般に、ストレスへの対処が得意な方もいらっしゃれば、得意ではない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、同じ人でも状況により、対処できる時もあれば、うまく対処できない時もあるでしょう。
本日行った「リフレーミング(*)」を身につけるプログラムについての振り返りの中で
利用者の皆さまからは、次のような声が聞かれます。
「メンタル不全になったお陰で、じっくりと自分を振り返る機会を持つことが出来た!(ラッキー)」
「同じ境遇の方と一緒にワークすることで、自分だけでは思いつかないアイデアを得ることができる!(ありがたい)」
*リフレーミング:ものごとに対する枠組みや捉え方の偏りを是正して自らの認知をバランスよく広げる技法。
(リファイン就労支援センターでは、認知行動療法をベースにしたプログラムを継続的に行っています)
リファイン就労支援センターでは、うつ病やパニック障害、社会不安障害などで苦しんだ(でいる)経験をお持ちの利用者の皆さまが、
プログラムに参加され、ご自身で考え、他の利用者の皆さまと様々にアイデアを交換する中で、
ストレスに上手に対処したり、ストレスと上手く付き合っていくことができるようになることを目指しています。
本日のプログラムに参加された皆さんから寄せられた感想です。
「一人で悩んでいて答えが出ないことでも、皆で知恵を持ち寄るとスッキリすることを改めて感じました」
「他の方が課題に感じていることについて、自分にもつながる点があり、共にリフレーミングさせて頂く中で新しい気づきがありました」
「最近では ” ま、いっか!” が、口癖になりました。最大のリフレーミングだと思います」
「自分が短所だと思っていることを、他のメンバーにリフレーミングしてもらえて良かったです」
「今はトレーニングの重要性を改めて思います。いずれは一人で日常の中でやっていけるようになりたいです」
「他の人の視点から様々な意見を出してもらい、自分の考えの視野が広がるように感じました。別のシチュエーションでも使えるものがあると思いました」
リファイン就労支援センターを卒業して就職・復職された方からは、次のような声が聞かれます。
「(ストレスを感じる状況になった時に)うまく ” リフレーミング ” することができました!」
「(リフレーミングの)プログラムと同じような機会に遭遇しました!」
リフレーミングで目指すのは、ちょっと楽になったり、ちょっとした間がとれたり、ニュートラルな心境になることです。
意識してトレーニングを重ねることで、そのうち無意識に ” リフレーミング ” できるようになるといいですね。
皆さんも、プログラムに参加してみてください。