変化に適応して、うつ病などメンタル不全の克服と就職・復職を目指す
もっとも強い者が生き残ったわけではない。
もっとも賢い者が生き残ったわけでもない。
もっとも変化に対応できる者が生き残ったのだ。
チャールズ・ダーウィンの「進化論」に関わる言葉です。(学術的な見解は諸説あります)
一日の中の時間の流れや、冬から春へと向かう季節の移り変わり・・・
人事異動や組織の再編、それに伴う転勤や引越しなど・・・
私たちが、じっとしていても環境は確実に変化していきます。
そして、個人においても(法人においても)環境の変化を完全にコントロールすることはできません。
変えられるのは、「自分」です。
今回のダイアログでは「変化に適応、順応、対応するためにはどうすれば良いか」というテーマで、
自分自身にゆっくりと向き合い(個人個人の状況により、決して無理のないように)
グループワークで共有し、皆さんで知恵やアイデアを出し合いました。
参加者の皆さまのコメントをご紹介します。
「転勤による職場環境の変化をきっかけにメンタル不全になったのでとても興味深いテーマでした。
変化に対して皆んな少なからず不安を抱くもので、それは他人の評価を機にすることから生まれるということで
意見が一致しました。この感情はゼロにはできませんが、気にしすぎて身の丈以上のハードルを勝手に自分で設定
して自爆するのは避けなければなりません」
「具体的に気になっている(心配している)テーマだったので、非常に実践的で収穫のあるワークでした。
準備をしていくことが大切だと改めて気が付きました」
「うまくいかなかったケースでは、過去の自分と相手の行動を冷静に振り返るよい機会になりました。
余裕を持つこと、余裕を持つためにはどうすればよいか、よく考えてみます」
「できることから!に尽きると思いました。日々の挨拶、ちょっとした心遣い等。
その積み重ねを、実践していきたいと思います」
「自分がどうするかだけではなく、”転職で関わる相手”との関係性を意識して、相手を観察し、相手に興味を持ち、
質問をすること等により、”相手とのコミュニケーション”のきっかけを作りたいと思います」
「私にとっては不得意なことだったので、取り組む気持ちも少し重かったのですが、
会社では配置換えなど当たり前なので、改めて自分の思う理想像を覚えておきたいと思います」
「自分は適応力が長所だと思っていましたが、他の人の意見が非常に参考になりました。
例えば適応するためには周囲に合わせることばかりではなく、自己開示や体調管理なども必要だと思いました」
「小さな目標を順次クリアしていく、自分からの情報を発信して他人に頼る。
自信がなくてもその時の自分の意見はアサーティブに主張する。
気分転換を大事にするなど、実践できるようにするために具体的に細かいシチュエーションを想定して考えてみたいです」
「気持ちや心の余裕、体力の余裕を持つことが大切だど思いました。そのためには小さな目標設定を繰り返して、
それらを着実に達成していくこと、それが大きな自信につながっていくのだと感じました」
うつ病・適応障害・パニック障害等メンタル不全の克服と、就職や復職をサポートするリファイン就労支援センターでは
社会復帰した後の「人生をいかに幸せに生きるか」ということを視野にいれたプログラムを行っています。
大切なのはスモールステップです。小さくても一歩一歩、確実に。
皆さんも一緒に、変化に適応、順応、対応できるように準備を始めませんか。