うつ病からの回復と就職・復職に繋がる!自分の価値観をみつける「ハイポイント・インタビュー」
あなたが「もっとも輝いた」のは、どんな時ですか?
AI(Appreciative Inquiry /アプリシエイティブ・インクワイアリー)は、
組織や個人のポジティブな面=強み、良さ、価値観、大切にしているもの・・・
等にフォーカスして、可能性を見出すアプローチです。(1980年代に米国で提唱された組織開発の手法)
今回は「ハイポイント・インタビュー」を通して、
自分が「もっとも輝いた」時のことを、自分の行動や感情、周囲の方の表情等も含めて思い起こし、言葉にしました。
インタビュアー役の方は、話しやすい雰囲気作りや、語り手が詳しく思い出すのに有効な質問を工夫して行います。
ペアになってのインタビューが進むうちに、自分の強み、良さ、価値観、大切にしているもの・・・が見えてきた(思い出された)ようです。
利用者の皆さんの感想です。
「インタビューを受けたことにより、価値観、大切なもの、輝いていた時のことを思い出して、自己肯定感が上がりました」
「過去の成功体験や輝いていた時のことを話したので、何だか元気がでました」
「自分の社会人人生における成功体験もイメージして、自信回復の一手段にしていきたいと改めて思いました」
「肯定的な問いかけをするのは率直に楽しかったです。話す方も楽しかったです」
「輝いていた時、がんばっていた時の話をしているときは、その頃を思い出してワクワクした気持ちになりました」
「成功体験当時を思い出して、今の仕事にその手段を使うと状況が変わるかもしれないと思いました」
「聞き手がいてくれたおかげで、自分にはない切り口で自分について考えることができ、興味深かったです」
「あの時にあれだけやれたのだから、自分には潜在的に力があり、もっと自信を持って良いのだと思いました」
プログラムの終盤の振り返りコメントで「成功体験は誰にでもあるものだということに気がつきました」というシェアがとても印象に残りました。
みなさんも、ご自分の大切なものを見つけて、一緒にメンタル不全からの回復や、新たな就職、復職を目指していきませんか。