うつ病やパニック障害・適応障害から再就職・就職するための「認知と行動のチェック!」
あなたは「つながり」と聞いてどんな感じがしますか?「時間」と聞いて浮かんでくる言葉は何ですか?
例え同じ事象や出来事であっても、それから感じることは、十人十色です。
価値観や、その時の状況、心境などが影響しますが、それらは全て人により異なります。
うつ病やパニック障害・適応障害からの回復と、就職・復職を目指す皆さんにとっては
自分が大切にしていることや、ものごとの捉え方のクセを知ること、偏りを是正することがとても役に立ちます。
リファイン就労支援センターでは、自分を知ること、他者を知ること、上手に付き合うことを様々なプログラムを通して一緒に考え、学んでいきます。
今回は、自分にとって「時間」「つながり」というテーマについて、ゆっくり向き合う時間を設けました。
机の上で、頭で考えるワークではなく、身体で感じることを大切にするプログラムです。
テーマ「時間」について
「自由」「わくわく」「我慢」「あればあるほど」「追われている」「必要」「行動力」・・・
もっともフィットする/近いのは、どんな言葉でしょうか?
逆に、もっともフィットしない/遠いのは、どんな言葉でしょうか?
「つながり」についてはどうでしょうか。
言葉の前に立った時の感じを確かめながら選んでいきます。
利用者の皆さまからのコメントをご紹介します。
「座学ではなく体を動かしてのワークに参加するのは久しぶりでした。人それぞれ選ぶキーワードが異なり、改めて”多様性”を確認しました」
「自分の思考はもちろん、他の方の思考や価値観がよく見えてよかったです。自分だけの固まった思考ではなく、知見を広げられた気がします」
「同じキーワードでも、人それぞれ、捉え方によって何も感じなかったり、負担に感じたりする。他の方の捉え方を聞いて、参考にしたいと思います」
「同じ言葉を選んでも、理由や背景は人によって異なることを学びました。自分は自分だが、相手はどう捉えているかを考えることは相互理解のために必要。独りよがりにならないようにしていきたいと思います」
「自分がどうにも出来なくなった時は、今回のように感じたことに素直に動くことも大事だと思いました。周りばかりではなく、心の声に耳を傾けることを定期的にやっていきたいと思います」
「自分で考えないワードをシェアしているうちに、思っていたよりも重い言葉が自分の口から出てきたことに我ながら驚きました」
「一つ一つのキーワードに、”しっくり来るか”を考える時間が、とても大切に思えるようなワークでした」
大きなことから日常の些細なことまで、何かを選び、何かを捨てるジャンクションが誰にでも訪れます。
その時に自分の価値観、今の心境を、大切にするトレーニング。皆さんも一緒に取り組みませんか。