スタッフコラム

うつ病からの回復と再就職のための自己理解「認知の偏り(特徴)」

皆さんは、ご自分の認知の偏り(特徴)を把握していますか?

リファイン就労支援センターでは、うつ病やパニック障害・適応障害等からの回復・改善と再発防止に有効な「認知行動療法」をベースにしたプログラムを行っています。

ある出来事や、物事に対する認知(思考)には、人それぞれ偏り(特徴)があります。
・べき思考、ねばならない思考
・人の心の読み過ぎ
・決めつけ、レッテル貼り
・白黒思考
等など

今回はチェックリストを使いながら、自分の認知の偏り(特徴)について理解を深めるプログラムを行いました。

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「自分自身のことをよく分かっていなかったことに気が付きました」

「べき思考、決めつけ等、自分の考え方のクセについて考え、話し合いました。一人で悩んでマイナス思考や引きこもりの状態になる前に、行動することを意識したいと思います」

「行動を起こせなくなる時の認知パターンを見つめ直すよい機会になりました。自分の場合は、考え過ぎて行動を起こせなくなる事が多いので、そんな時こそ、顔を上げて周りを見渡す事が大切だということを改めて認識しました」

「自己評価が低いという傾向が浮き彫りになりました。傾向を把握して、それに対処するよう努力する必要があると思いました」

「自分で相手の心を勝手に想像して関係が悪くなるケースがありました。コミュニケーションを大事にすることで回避できるのではないかと思いました」

「他者からどう思われるかというような不安があることなど、自分の特徴や傾向が分かりました」

メンタル不全からの回復や再発防止、就職を目指したプログラムに一緒に取り組みましょう。