臨床心理士が直接指導!うつ病等からの回復と就職のために鍛える「ストレス耐性」
うつ病等からの回復と就職の為には「ストレス耐性」を鍛える必要があります。
ストレッサー(負荷・刺激)に対して、どのように感じ、反応するかは、人により異なります。
同じストレッサーであっても平気な人もいれば、そうでない人もいます。
また、同じ人でも時と場合により変化することもあります。
ストレッサーに対するタフさや抵抗力は「ストレス耐性」と呼ばれ、次の6つの要素で決まると言われています。
1.感知能力:ストレスの有無や、程度等に気づく力。
2.回避能力:ストレスを作り易い性格か否か。
3.根本の処理能力:ストレスをなくしたり、弱めたりする力。
4.転換能力:ストレスを良い方向に考え直したり、バネにする力。
5.ストレス経験:ストレスに晒された数や程度等の経験。
6.ストレス容量:ストレスをどの程度溜められるかといった許容量。
リファイン就労支援センターでは、うつ病等メンタルヘルス不全の回復・改善と就職に役立てるために、各種のアセスメントを行っています。
今回は、お一人お一人の「ストレスへの対処方法」を分析(*)して、ストレス耐性を高めるための具体策について考えました。
*CISS:アセスメントの対象者が、ストレス状況下でどのような行動を取るかを傾向として把握します。客観的な指標として参考にすることができます。
まずは、自分は何が強くて、何が足りないのか・・・
何に気をつけて、どのように伸ばすのがよいのか・・・
そのために、具体的にどのような行動をすればよいのか・・・・
ストレスを回避したり、弱めるなど、ストレスと上手に付き合う方法があります。
あなたらしいストレスとの付き合い方をみつけてみませんか。