スタッフコラム

うつ病・パニック障害・適応障害等からの回復と就職のための「ビジネスゲーム」

リファイン就労支援センターでは、うつ病やパニック障害・適応障害などの克服に加えて、就職等の社会復帰後に役立つ、実践的なプログラムを目指しています。

例えば、ある課題をチームで協力しながらクリアする「ビジネスゲーム」(企業研修でも体験型・気付きの研修として取入れられています)

コミュニケーションの質や量、リーダー/フォロワーシップを始めとする役割分担、当事者意識・・・等が問われ、時間制限のある進行で一定のストレスも体感するプログラムです。

会議に参加する、チームで協業する、プロジェクトに携わる際に、自分はどう考えるか、どう行動するか等、特性を知るプログラムでもあります。

利用者の皆さんの感想の一部をご紹介します。

自分のクセ(出来るという思い込み)や、悔しさ(ゴールに至らなかった時)がはっきり出ました。ゲームの内容よりも、気づきを大切にすることが出来てよかったと思います。

グループで一つのものを作り上げる仕事は苦手だと思っており、最初は不安もありましたが、やっていくうちに自分ができる事が見えてきました。ココロが折れずに議論できたことは、周りの方の雰囲気やフォローがあってこそだと思いました。

自分が果たした役割について、他のメンバーの方から前向きになれるご意見を頂けました。長所は長所として自覚的に伸ばしていくことと、表裏一体の長所と短所をバランスよく行動に移していけるようにすることが大切だと思いました。

この長所を把握した上で作戦をたてることができれば、実際のビジネスシーンでもうまくいくと思います。

引き続き、気づきが得られる、実践につながるプログラムに取り組んでいきたいと思います。