うつ病やパニック障害からの回復と社会復帰のための「ポジティブ×コミュニケーション」
うつ病やパニック障害・適応障害などのメンタル不全からの回復と、就職・転職あるいは復職を目指す方をサポートするリファイン就労支援センターでは、
認知行動療法を基礎にして、偏りがちな認知の歪みを見直し、自己理解を深めたり、自己肯定感を高めるとともに、社会復帰後を想定したプログラムを継続的に行っています。
例えば、「ポジティブアプローチ」×「コミュニケーション」
自己理解には(他者理解も同様)いろいろなアプローチがありますが、今回は肯定的な質問を通して互いの理解を深めるプログラムを行いました。
これは、次のようなものを考える時にも役立ちます。
●自分が大切にしているものは何なのか・・・
●自分が生きていく上で重要な価値観は何なのか・・・
●悩んだ時や、大事な決断をする時に拠り所になるものは何なのか・・・
利用者の皆さんの感想(一部)をご紹介します。
「相手にポジティブに話してもらうコツを学ぶことが出来ました。自分が他のメンバーの方のロープレを観察している際には、相手の興味関心事にフォーカスする手法を学びました」
「ポジティブなアプローチは、(社会復帰後に)提案型の営業にも使える!と思います」
「相手に対して、尊敬、感謝、興味・関心を持つことが大切だと感じました」
「皆さんの前で話すことに少し慣れてきた気がします。楽しく話せて、自然に笑顔になれたし、とても充実したワークでした」
コミュニケーション、自己理解、他者理解には、正解がありません。
引き続き、みなさんと一緒にお一人お一人にあったやり方を見つけていきたいと思います。