うつ病やパニック障害・適応障害・社会不安障害などメンタル不全の原因「コミュニケーション」をチェック!
うつ病やパニック障害・適応障害・社会不安障害などメンタルヘルス不全の原因には、“人間関係(コミュニケーション)”が大きく関わっています。
参考:厚生労働省が5年に1度行っている「労働者健康状況調査」によると「仕事や職業生活でストレスを感じている」労働者の割合は約60%(2012年)。ストレスの内容を具体的に見ると「人間関係」が約40%で最多です。
リファイン就労支援センターでは、メンタル不全の回復に加えて、社会復帰後に役立つことを目指したプログラムを行っています。
そのためには、まずは「気づく」ことです。今回は、お一人お一人のコミュニケーション特性を分析しました。
利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。
「自分のコミュニケーションのクセとして、相手の反応を見ながら話したり、自分の気持ちを態度で示したり、非言語コミュニケーションをよく行う傾向があることに気づきました」
「私は人間関係が原因でうつ病になり、会社を辞めてしまいましたが、振り返ればコミュニケーション不足が原因でした。自分のコミュニケーションの特徴が出たと思います。言葉のキャッチボールが出来なかったり、会話が自分本位になったり。相手にとって興味がある話にも関心をもつ等、コミュニケーション能力を高めたいと思います」
「私は引き出しが少ない、相手の興味に合わせて話をするのは無理だと思ったのですが、(こちらから情報を提供しなくても)相手の趣味や、話したいことを上手に引き出せたらいいのではないかとアドバイスを頂きました。気負わずに、相手の話を聴くことから初めてみようと思いました」