スタッフコラム

うつ病・パニック障害・適応障害などメンタル不全の回復に有効な「プラスのストローク」

人が相手(や自分)の存在、価値、行動を認める刺激や働きかけを「ストローク」といいます。

肯定的なストロークには、褒める、励ます、感謝する等が
否定的なストロークには、叱る、注意する、諭す等が挙げられます。

受け手にとって心地よい「プラスのストローク」は、心身の健康に寄与し、周囲の人にも分け与えることができると言われています。
(反対に「マイナスのストローク」は情緒不安定やモチベーション低下、周囲の人にもトゲトゲしさをもたらすことがあると言われています)

今回は、自分が、自分に対するプラスのストロークとして「贈る言葉」を考えました。

うつ病やパニック障害・適応障害からの回復・改善と、就職などの社会復帰をサポートするリファイン就労支援センターでの日々のプログラムで掘り下げている「自己理解」や「自己肯定する力」を使いながら、客観視した自分におくる暑中見舞いを綴りました。

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「自分で書いてみて、他の人から読み上げられて感動しました。ちょっと恥ずかしくなるくらい、全力で書いてよかったと思います。全てが受け入れられた気持ちになり、自信がつきました」

「他の方に(自分への手紙を)読んでもらったら、自分の中に客観的な意見として入ってくる気がして、不思議な感覚でした。自己理解が進んでいると感じられて自信が持てました」

「自己理解が進んでいるのを感じました。また、他の人の長所、留意点について話を聞いて、掘り下げていくと共通の気持ちや経験があったりして、さらに自分を客観視する機会を得られたと思います」