うつ病、パニック障害からの回復・改善に効果のある「リフレーミング(360度)」
リファイン就労支援センターでは、うつ病やパニック障害等メンタル不全からの回復・改善に有効な「リフレーミング」プログラムを継続的に行っています。
身の回りで起こる出来事や、人とのやり取りに対して、ある偏った捉え方に終始してしまうと、結果的に自分を苦しめたり、自分が必要以上にストレスを感じてしまいます。
「禍福は糾える縄のごとし」ということわざが表す通り、物事には(一見して)ポジティブな面もネガティブな面も同時に存在します。そして、それは絶対的なものではなく、人により状況により変わるものでもあります。
今回は、物事を様々な角度から見つめ、認知(物事の捉え方、見方、考え方)を拡げる「リフレーミング360度」プログラムに取組みました。
利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。
「どんなことにも、多面的な見え方があることが分かりました」
「これからは自分の短所を客観視してリフレーミングしてみようと思います。そうすれば客観的に捉えられた自分の長所が浮き出てくるかもしれないと思います」
「一見するとネガティブにとらえてしまいがちなケースについて、リフレーミングを行いましたが、グループワークを通して、様々な角度から捉えることが出来たので良かったです」
「各人の考え方に違いがあることは理解していましたが、誰を主体とするか、自分の立場や状況によって変化することを汁ことが出来ました」
「一つのネガティブな言葉も、裏を返せばポジティブな言葉になるんだなと感じました」
「長所短所ともにポジティブ面とネガティブ面を見つめることで、より、自分や他者の資質を活かせるようになると思いました」