スタッフコラム

うつ病などのメンタルヘルス不全からの回復と社会復帰のために身につける「伝える技術」

うつ病やパニック障害等メンタル不全の克服をサポートするリファイン就労支援センターでは、就職等の社会復帰だけではなく、その後の人生をより豊かにするために必要なことを利用者の皆さまと一緒に考えています。

よい仕事をする、よい人間関係を築くためには、よいコミュニケーションが必要である。これは誰もが感じていることだと思います。

それでは、具体的にどのようなコミュニケーションをすれば、人に共感してもらい、納得してもらい、行動してもらう(促す)ことが出来るのでしょうか?

今回は「リファイン就労支援センター」を題材にして、単なる情報や知識の伝達だけにとどまらない“伝える”技術について掘り下げて考え、実践を通して学びました。

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「相手に物事を伝える場合、相手が“何を知りたい”のか、自分が“何を伝えたい”のかを知ることが大切だと感じました」

「(今、自分が)リファインで何をしているのかを考える意味でも貴重なワークでした」

「自分の言葉で説明すると、発表しやすいということが分かりました。原稿をそのまま話すのではなく、自分の言葉で話す工夫をすると生き生きと話せると感じました」

「(他のグループの発表を聴いて)感情や自分の感想が含まれた話は心に響きました。自分の言葉で伝えないと、人の感情は動かないと思いました」

「人にわかりやすく説明することの難しさを感じました。相手についての理解ができていないと、言葉などの選択が難しいと思いました」

「全員で話し合い、出来上がったもの(原稿)はとても達成感と充実感がありました。全員が意見を持ち寄り全員で取り組めたことがとても嬉しかったです」