うつ病・適応障害等メンタルヘルス不全からの社会復帰に実践する「質問の技」
リファイン就労支援センターでは、うつ病や適応障害などメンタルヘルス不全で苦しんでいるビジネスマン・サラリーマンの方の社会復帰の為に自己理解、他者理解を深めるプログラムを日々行い、そして以前よりも生き生きと幸せな人生を構築するお手伝いを目指しています。
本日は「質問の技」というテーマで質問力を高めることについて、ロールプレイングを取り入れた実践的な気づきを得るプログラムを行いました。良い質問をすると、相手との良い距離感を作った結果、良いコミュニケーションが生まれ、相手を元気にさせ動かすことが出来ると言われています。
今回は、ご利用者様2名でペアを組んで、質問役と回答役と交互にロールプレイングを行って頂き、「質問の技」として、オープン・クエスチョン(相手に自由に答えてもらう質問)やクローズド・クエスチョン(相手に制限を与えて答えをもらう質問)、相手に肯定的な質問、未来について尋ねる、沈黙、相手の背景を思い浮かべる等のエセッンスを意識しながら質問力を高めるトレーニングを行いました。
利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。
「自分は他者に対しての質問が苦手なので、ロープレの前は多少の緊張感があったが、相手に興味を持って話の背景を思い浮かべて質問を心掛けたところ案外自然に質問ができ、スムーズな会話になりました」
「質問の技は各種意識しながらも、総合的に会話全体を俯瞰して質問していくことをリファインのワークを通じて磨いていきたい」